モノに物言い
誰かのアウトプットをみる行為
長年エンジニアをしていれば誰か他のエンジニアのアウトプットをみることなんて、日常茶飯事だろう。特にドキュメントなどは、提案書から始まり、プロジェクト完了報告に至るまで際限がない。特に、顧客に見せるようなドキュメントは、念入りに何をテーマにし、何を共有し、決めるのかなど重要な場面で使うために、その重みも違う。経験があるエンジニアが自分で作成するならそれなりのレベルで書かれるし、ドキュメントの重要さによりこれは上司に、これはプロジェクトマネージャにと自分では気づかないことを指摘してもらい、不要な指摘を避けることを知っているから、こちらから気を掛けなくても相談に来る。顧客との対話経験の少ないエンジニアの場合、それが重要かどうか、第三者の目で見たらよいのかどうかさえ気付きはしないから、周りからポーリングを掛けないと誰の目にも触れずに顧客に届き、最悪のケースでは不用意な問題を起こす。そんなことを想像してしまうから、プロジェクトマネージャやラインマネージャはエンジニア一人ひとりのタレントを気にせざる得ない。そして、ニコニコしながら「何か見て欲しいドキュメントない?」と歩いて回る行為をすることになる。
モノに物言い、人には出さない
エンジニアが見て欲しいと言ったドキュメントに赤書きを入れたり、対面レビューをするときに、注意しなければならないことは、指摘やコメントを付けたあと、渡したり、話すときに、モノつまりドキュメントに対して物言いを言うのである。人に対して物言いをしてはいけない。だからこそ、そのドキュメントを間に置くか、モニターに映してモノに対してコメントする。決して人に対しては言わない。そうしなければ、そのエンジニアがあなたに対してレビューを受けること自体が苦痛になってしまい、ドキュメントの品質がさらに悪化してしまうだろう。
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