這いよれ! ニャル子さん 11
読み終わりましたが、読み始めて違和感だったのは、これ短編集?とかオムニバス?とか思ったんですけど、後書見たら短編を入れた再構成版のようで。てか、電子版で短編集とか出てるんですねぇ。知らんかった。
- 作者: 逢空万太,狐印
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2013/04/16
- メディア: 文庫
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“恋に、独占禁止法はない”
“ちょっぴりくらいは、いいのかな”
“どっちにしても、最後は答えを出してあげないと駄目よ?”
“あれは、これからあり得るかもしれない未来ですョ。未来は一つじゃないですョ。”
“後悔だけはしないでって”
“だから伝える事にしました”
“なら、あたしの気持ちもちゃんと知っててほしいかなって。あたし一人の中だけで悶々しているのは馬鹿みたいなんで、もうやめにした。”
“代わりに悩んでね”
気に入ったセリフを拾ってみたんですけど、“あたし一人の中だけで悶々しているのは馬鹿みたい”って言うのが良いですねぇ。幾ら大人になっても、仕事も家庭のことでも悶々とするのはなくならないんですよ。毎度悶々とするときにいつ馬鹿みたいって気づくかなんですね。そして早くその悩みはその悩みにあいてに返すかってことです。