ただのエンジニアに終わらないためにやらないといけないコト


プロジェクトの谷間って割とあるじゃないですか。その谷間の大小には関わらず。なんとなくタスクはあるんだけど。ても定時で帰れちゃう、みたいな。そんなとき、どう仕事ていますか、って話です。


やっぱり、流して、タスクの期限に合わせて仕事しちゃいますよね。人間だもの、怠惰ですもの。


でも、その仕事、ホントにそうした時間の使い方で良いのか、って。例えばタスクが3日で終わればいいところを丸々3日掛かるの?いや、掛けちゃうの?っていうことです。ね、ホントは集中してやったら半分で終わっちゃうんじゃないんですか。「え、それは無理?」なら、「2日あれば終わるでしょ。」集中して、集中して。段取完璧にやれば。


言い方悪いかもしれないけれど、なんとなく、流して3日でやるのって3日コストは掛かるけれど、集中してやったら2日で終わるなら、その作業の価値は“2日分”しか本来はないんですね。1日はコンテンジェンシーのバジェットなわけで。なので、コストの観点からもホントはその1日は使っちゃダメなわけで。前づめして後ろにとっておかないと。


なんとなくタスクを3日掛けると3日の仕事の密度は2/3に希釈されただけでしないので、隙間隙間の時間をむだに費やすことになるんですよ。それ、時間のオーナである自分自身が望んでやることなんでしょうか。コマ切れの時間にして「アレ何やっていたんだ???」って後で思い出せない時間を浪費していることになるんじゃないかな、って。


そんなのもったいないじゃないですか。細切れで時間を浪費するより、集中してタスクを片付けて、細切れの時間をかき集めて1日に仕立て上げて、その時間を自分のために使った方が良いんじゃないですか。良いですよね、ね。

じゃあ、なんでしないの?


そうしましょうよ。集中して、片寄して片付けるようにしましょうよ。で、ほら、TLで流れてきて自分の技術に感化しそうなの、やりましょうよ。ね。エンジニアは日々技術をスキルを積み重ねていかないと自分自身の価値が変わらない分、周りが上がっていくのでその人の価値は結果的に相対的に下がってしまうんです。


それを価値を上げるためには、日ごろから気になる技術に関心を示し、手を出して使ってみることですが、そのためには時間が必要なんです。人にとって一番価値のあるリソースは時間です。誰にでも平等に1日24時間あるからこそ、価値が等価的に持っているものです。


ただの、普通で終わってしまうエンジニアはそのことを分かっていません。だから、時間を納期に合わせて希釈して使ってしまうんです。それ、仕事の濃度を上げれば挙げた分だけ、余剰を生むことが出来る、ってことでもあるんです。それ、しましょう。


ただのエンジニアは、時間を希釈して使い方うから、だから、いつも同じ言い訳をします。

「時間がないんです。」


と。時間泥棒は誰でしょうかね。自分自身でしょう。だって、時間の使い方はその人、一人ひとりの裁量なんですから。だから、自分の裁量で時間を圧縮した使い方をしてタスクなんてさっさと終わらせて、その分、自分の時間に使いましょうよ、ってことなんです。


自分の時間を確保する、アレをやるんだ、と目標を立てれば、それを実現するために、今担当しているタスクを如何に効率よく手じまいにする方法を考え始めるものです。そこに、仕事に対する進め方の“工夫”が生まれるんです。それの顕著なアクティビティが段取りなわけで。


進め方を工夫できるようになるのは、言い換えればプロセスの改善に結び付きます。タスクを集中して取り組むことが出来る。進め方の工夫ができる。時間の余白を作れる。こうした一つひとつが関連して、タダの、エンジニアが只者ではないエンジニアに変化できるんです。


ただのエンジニアで終わってはいけません。時間と言う自分の裁量で使えるリソースを十二分に使いましょう。