30代エンジニアに一番必要なキーワードは

エンジニアに最も必要なものは「   」です。


この文の空白をあなたならどんな言葉で埋めますか。コーディングのスキル、システムデザインのスキル、プロジェクトマネジメントのスキル……。


やっぱりエンジニアですもの、テクニカル系のキーワードが入りますよね。ワタシも以前からずっと専門の「プロジェクトマネジメントのスキル!」でした。

「えっ?『でした』ってどういうこと?」
「今は違うの?」


と気づいた方はそう突っ込みたいかもしれませんね。はい、今は、気移りしているだけなのかもしれませんが違うキーワードを入れます。それは、

「健康」か「体力」


をキーワードに入れます。まぁ、「体力」は「健康」のサブセット、かもしれませんね。そうすると[健康」になりますね。で、どうして今そう思っているかこれから説明しますね。


健康が仕事のインフラストラクチャーである
エンジニアにしても、プロジェクトマネージャにしても、マネージャにしても仕事をするには自分の身体が必要です。短時間で集中して仕事にするにしても、必要に迫られて長時間働くにしても、その仕事が基盤やミドルウェアの導入でもみんなが嫌いな詳細設計でもユニットテストでも障害解析でも何をするにしても自分の身体あって、なのですよね。


そんな当たり前のことなんですけどね。少し前の集中した時期に超過負荷となったプロジェクトをやっていたときに思ったのは、

「チョー過負荷だけど、健康状態も維持できているし、メンタル的にも問題ないのが救いだなぁ。」


と。逆に言えば、健康状態、例えば、病気を抱えているとか、メンタル的に不安定になったり感情的になったりということが全くなかったし、チョー過負荷なときにそうした環境下にいる自分を内面のもう一人の自分がチェックできていたからよかったのかもしれないです。


あと、所謂、健康診断の診断結果でアラフォーにもなると1つや2つの「*」マークが輝かしく付されることがあります。なんともこれ見よがしに、って思いますが。その「*」を下げるために日常的に「頓服せよ。」とドクターから申し付けがあって、素直に従うことにしたのです。まぁ、1錠/日でしたから朝に頓服すればタスクはDoneするのでお気楽なものです。どうでしょう、3年くらいは服用していたかも。その「*」のサインによって行動に制限がかかるようなことはなかったのですが、やっぱり薬を貰い受けに病院に行ったり薬を貰い受けに行く以上、気持ちとしては半病人的な気分に感じてしまうときもあります。


この「*」も今ではドクターの経過観察から服用を止めることが出来たので先の「半病人」てきな気分からは無事解放されたとき、ちょびっと解放された感からうれしかったのです。


やっぱり、「健康が一番。」だと。


健康のためにできること
で、ワタシが健康のためにしていること、です。何も菜食主義でもないし、嗜好品をあきらめるなんてはしないです。酒は飲みますよ。で、何をしているか、ですが、

早起きをする。
最低限の睡眠時間を決めておく。
1回/週はフィットネスクラブに通う。
子どもの塾のお迎えをする。


早起きをするということは、結果的に早い時間に眠くなるということになります。そうすると夜遅くに食事をすると、未消化のまま寝ることになって翌朝の胃の調子がよろしくないのですよね。なので、仕事で遅くなりそうなときの夕ご飯はコンビニでおにぎりを買ってでも早い時間、8時とかに一旦食べてしまうんです。で、家に帰ってからは極力食べない。あ、でもアイスクリームは食べるかも。小さいシュガーコーンの。


朝起きて、朝ごはんがおいしく食べらるように夕食を調整します。これ、大事なことです。


次に、最低限の睡眠時間を決めておきます。今は4時間を切るとヤバイかな。なので4時間。理想は4時間半くらい、もあればいいかな。どんなに帰りが遅くなっても、翌朝起床する時間は変えません。これも健康のリズムを維持するために必要なことです。最低限の睡眠時間を確保することを考えると1つ目に繋がってある時間までには「寝よう。」という生活モードに次第になっていきましたね。


人は20代を過ぎてから次第に体力が落ちるんだそうです。たしか、インストラクターに聞いたことだと思います。ホントは2回/週はフィットネスジムに通うと体力向上ができて、1回/週だと体力維持なんだそうです。それでも、あれです。やらないよりやった方がいいので1回/週は子供のイベントでもない限りは通うようにしています。優先順位、高いです。


ワタシが単純なのか、そうした御習い事が一つのルーチンワークになるんですね。習慣に。そうすると行って体を動かして汗を書くのが楽しくなるんですよ。というかいつのころからか、行かない週ができると気持ち悪いんです。汗をかかないこと自体が。だから、風邪とか自分の不健康が原因で行かないことがないように健康状態の監視をするようになったんです。なんだかもう、って感じですけど。


最後に、子どもの塾のお迎えをいつのころからかワイフから奪ってワタシがするようにしました。子どもと話す場を恣意的に作りたい、と思ったことが起因なのですが、これも当たり前ですけどお迎えから帰ってくるまではお酒は飲めません。そうすると帰ってくるとそこそこいい時間になります。で、そこから飲みたいと思ってもそれほど飲めないし、つまみも食べてしまうと翌日の朝ごはんがおいしく食べられないと思ったりするとお酒を飲む量はめっきり減ります。


これで何が起きたか
で、何が起きるかと言うと、痩せました。痩せて目標体重を下回って、なんと20年前のチノパンが履けました。スバラシイ。もう、気分ルンルンですよ、毎日が。


健康だし、フィットネスに通い続けているので体力は付くし、筋力もね。で、健康だもの、仕事だって前向きにできますよ。負荷があっても第三者の目線で健康チェックをできるのでやばくなる前に「相談」もできますし。


若い人、それも30代のエンジニアは技術はもちろんですけど、「健康」への投資が一番必要なのですよ。30代後半から体力がガクッと落ちるし、お腹も出てくる。そのままだとお腹は引っ込みません。ならば、体力も気力もあるうちに身体を「健康」に保つパターンを作っておきましょう。