一番やさしい課題管理 −課題の状況を記録する−


前回の 一番やさしい課題管理 −課題のモニタリングの間隔を決める− のおさらいは、複数の登場人物がいる場合の課題管理の分別用に項目を追加する、でした。


ところで、課題一覧を見るとワタシとカノジョの課題の概要がまったく同じになっています。事象としては間違いではありませんけど、原因は別ですよね。ワタシは飲みに行ってしまったのが2日の後半の4時間の読書に手をつけられなかったのだし、カノジョは2日の前半のプロマネ本を選ぶことが完了しなかったのですから。

【例6】

項番 概要 起票日 起票者 希望解決日 対応者
1 プロマネ本の読書が遅れている 2015年5月3日 ワタシ 2015年5月4日 ワタシ
2 プロマネ本の読書が遅れている 2015年5月3日 ワタシ 2015年5月4日 カノジョ


なので、もう少し詳しい経緯を残しておきたいと思います。課題一覧に経緯を残せる項目を追加します。

【例7】

項番 概要 起票日 起票者 希望解決日 対応者 課題の状況
1 プロマネ本の読書が遅れている 2015年5月3日 ワタシ 2015年5月4日 ワタシ 飲みに行ったため読書が完了しなかった。
2 プロマネ本の読書が遅れている 2015年5月3日 ワタシ 2015年5月4日 カノジョ プロマネ本を選べず予定完了日を超過した。
アドバイスをもらうことにした


ワタシは翌日の3日の前半4時間で読書をしましたが、実績は予定の1/4の半分の1/8の出来高となりました。

【例8】

項番 概要 起票日 起票者 希望解決日 対応者 課題の状況
1 プロマネ本の読書が遅れている 2015年5月3日 ワタシ 2015年5月4日 ワタシ 飲みに行ったため読書が完了しなかった。
3日前半の出来高が予定の1/4の半分の1/8だった。
2 プロマネ本の読書が遅れている 2015年5月3日 ワタシ 2015年5月4日 カノジョ プロマネ本を選べず予定完了日を超過した。
アドバイスをもらうことにした


ワタシの課題の「課題の状況」が2項目になりました。事象としてはこのままでもよいのですが、時間軸としては並列ではないですよね。事象が起きた時間の前後があります。


事象を時系列に書くことは、後で経緯を確認する際に確認する人を助けますので、時系列の情報を記載することにします。

【例9】

項番 概要 起票日 起票者 希望解決日 対応者 課題の状況
1 プロマネ本の読書が遅れている 2015年5月3日 ワタシ 2015年5月4日 ワタシ 5月2日 飲みに行ったため読書が完了しなかった。
5月3日 3日前半の出来高が予定の1/4の半分の1/8だった。
2 プロマネ本の読書が遅れている 2015年5月3日 ワタシ 2015年5月4日 カノジョ 5月2日 プロマネ本を選べず予定完了日を超過した。
5月2日 アドバイスをもらうことにした


カノジョの課題の状況は、同じ日の事象と対応の位置づけになっています。日付は同じですが、時間軸を持たせることにより時間に前後関係があることがわかるようになります。