システムエンジニアが休めないのはSPOFになっているからかもね
システムエンジニアのお仕事は年末年始や連休にシステム変更のイベントが多いくせに、平日も会議があったり提案があったりプレゼンがあったりと、そうそう、夜間に呼び出しがあったりとなんか休めそうで休みにくいと感じていませんか。
いやいや、休日出勤したんだから代休取理なさいと言われても取りたい日になんで打ち合わせ入れるの、と涙目に。
たぶんですね、なかなか休みを取れないシステムエンジニアは仕事の仕方がちょっと間違っているんです。ちょっとね。ブラックなら会社を変えなさい、って思いますが。
例えば、今週の木金にデブサミがあるわけです。もう、トラックは満席のトラックもありますが気になるテーマがあると思ったときに行く行動力は自分に新しい情報を取り込むきっかけなのでとても大切なことです。システムエンジニアは自分で自分の技術を更新しなければならないのです。誰もしれくれませんからね。
#あら、かなりのサークルもでているんですね。
さて、両日はさておき1日でも半日でも仕事を調整してデブサミに行けるような仕事をしていますか。
えっ、わたしがSPOFなの
冠婚葬祭はもちろん、今の時期はインフルエンザや風邪などで休みを取りたい、取れ、インフルや風邪の症状で出てくるな、といろいろありますが、それ以外でもそろそろ卒業式もろもろで休みを取りたい事情があるものです。
休みたいときに休めないというのは、その仕事で自分がハブになってるか、ボトルネックになっている可能性があるのです。システムエンジニア風に言えば、SPOFになっている。
休みを取りたいときに休みを取れる環境づくり
これはトラックナンバーと同じでプロジェクトならSPOFの人が倒れるとプロジェクトが突然死するパターンです。高リスクな状態ですが、なぜか日本人は精神論とあいつは大丈夫という根拠のないロジックで無策なんですよねえ。
マネージャでもプロジェクトマネージャでも長でもマネージャと名がつくロールの人はリカバリというか代行機能を用意しておかなければならないと思うんですよ。役割としてね。
別に代行機能は通常系と等価である必要はないわけです。要件としては縮退してもいいから事業なりプロジェクトが継続すればいい。
「ワタシが不在のときはキミに委任するよ」
と制御を渡せる相手を作っておくことです。これは、マネージャじゃない一般ピープルの一担当のシステムエンジニアでも同じですけどね。
休むために仕事を可視化しておく
休みたいときに休むためには、誰も、うーんチームのメンバならだれでも自分の仕事をできるように可視化しておくことです。
例えば、作業はwikiにまとめておく、ある場所を普段から見せる。などなど。形式知にして、広報をしておけ、ということです。
これは、仕事を移りたいときにも有効です。
普段から優先順位で仕事をする
放っておくと会議の予定がバンバン入れられたりしますが、そのときの優先順位でどれをやっていくかを決めて仕事をするほうがいいです。
その会議で問題解決の意思決定しなければならないならそれを優先してもいいのですが、何のために出ているのかわからない会議より優先順位の高いタスクがあるならそちらを優先するのです。
ポイントは、自分自身で意思決定に関与できるかどうかです。それを軸に判断すればいいです。
え、情報共有系の会議はですって。情報共有なんて会議じゃないですよ。会議は物事を合意形成したり意思決定する場です。情報共有なんてあとでポインタを貰えばいいんですよ。