ガールズ&パンツァー(GIRLS und PANZER) 提案、始めます!


ミッション1 提案、始めます!
西住みほは大洗女子学園ソリューションズの第二新卒採用。実家を離れ寮暮らしを始めたばかり。仕事場でもまだ友達もなくひとりで過ごすことが多い。そんなみほに声をかけてきたのが武部沙織と五十鈴華だった。3人はあっという間にうち解ける。そこに現れたのは開発部長の角谷。「新規の案件なんだけどさぁ……。絶対取ってね、よろしく」。


ミッション2 共同提案、乗ります!
提案をすることを選んだみほ。最初の仕事は、提案チームメンバー全員で調達仕様書に書かれたソリューションを探すことだった。沙織と華とソリューションを探すみほは、近くにいた優花里にも声をかける。ソリューションも無事揃い、メンバー全員で提案書を作成する。


ミッション3 一次選考、やります!
会議室でみほたちが操るパーワーポインとが無反応になりそうになったのは麻子のPCだった。なりゆきで提案に麻子が乗り込んだ直後、パワーポイントはブルースクリーンを受けて操作していた華が気絶する。営業チームとPMOチームに狙われ絶体絶命の危機に、パワーポイントを操って見せたのは麻子だった。


ミッション4 プレゼン、がんばります!
霞ヶ関の郊外で始まった某N社との提案。みほが考えた大洗女子の作戦は「こそこそ作戦」。「こそこそ隠れて、相手の出方を見て、こそこそ提案を仕掛けたいと思います」。偵察に出た提案チームは、某N社の営業を引きつけるためブラフを仕掛ける。


ミッション5 強豪・N社です!
第63次次期システム提案がいよいよ始まる。みほが抽選で引き当てた一次選考の相手は、国内最大手の強豪ベンダー大付属サンダース高校。抽選会後、みほたちが、スタバでお茶をしていると、黒峰森女学園システムズのSEがやってきた。その中にいるみほの姉、まほ。「…まだ提案をやっているとは思わなかった」。


ミッション6 一回戦、徹夜してます!
サンダース大付属との提案は続く。相手の提案コンセプトを撃破したほうがこの提案を制する。その時、みほが考えた作戦とは……。大洗女子の提案内容を入手していたサンダース大附属のアリサは、大洗女子チームが大手町に集結することを知る。だがケイたちが到着した時、そこには大洗女子の提案チームはなかった。提案情報の横流しを逆手に取った作戦だったのだ。


ミッション7 次は二次選考です!
倒れた上司のもとへと駆けつけた麻子。みほたちが遅れて駆けつけると、マネージャはベッドに横になりながらも達者な口調で麻子やみほたちを叱りつけるのだった。お見舞いの帰り道、安心から寝付いてしまった麻子。みほはそこで沙織から、上司が麻子の唯一の先輩であると教えられる。みほはその話を聞きながら、西住流のベンダである自分の家族のことに思いを馳せる。


ミッション8 外資戦です!
日本プラウダ高校のカチューシャと聖グロリアーナ女学院ジャパンのダージリンがお茶の時間を楽しんでいた。カチューシャは、ダージリンから大洗女子の提案リーダが、西住流の娘であると知って驚く。


ミッション9 絶体絶命です!
日本プラウダ高校の提案スキームに包囲され、ソリューションを失ない追いつめられた大洗女子学園。メンバーの一部に「ここまで頑張ったのだから……」という空気が流れた時、開発部長・角谷がこの提案で絶対に負けられない理由を明かす。衝撃の事実に寒さと飢えが加わり、士気のあがらないメンバー。その時、みほがとったのは思わぬ行動だった!


ミッション10 共同提案スキームです!
辛くも日本プラウダ高校を下し、二次選考進出を決めた大洗女子学園ソリューションズ。その提案を見たみほの母・しほは、みほの戦いを「邪道」と一蹴。黒森峰女学院システムズの隊長まほに最終選考では「王者の戦いを見せてやりなさい」という。一方、大洗女子は最終選考に備えて、ソリューションの増強とソリューションの強化に余念がなかった。最後のプレゼン練習を終えたみほたちは、みほの部屋で沙織お手製のカツを囲み食事をする。


ミッション11 価格勝負です!
黒森峰女学園システムズと熾烈な提案は続く。資本とSE数に勝る黒峰森に対抗するため、長期戦に持ち込みたい大洗女子ソリューションズ。みほは地形的に有利な要件の上に陣取るため「けちけち作戦」「スコープすりきり作戦」を連続して展開する。だが、それには動じず、正攻法で対抗する黒森峰。ようやく要件の上に集結した大洗女子は、攻勢をかけ最終的に2つの黒峰森のソリューションを倒す。これで評価ポイントは7対18。みほの繰り出す作戦が効果をあげ、試合の流れは大洗女子に傾いているように見えたが……。


ミッション12 取れないと仕事がなくなる戦いです!
黒森峰のエバンジェリストの提案の圧倒的な力に押される大洗女子。だが、ここでエバンジェリストを倒さなくては、形勢の逆転はあり得ない。カメさん(開発部)チーム、アヒルさん(営業部)チーム、そして提案のあんこうチームは捨て身の作戦で挑む。果たして活路は開けるか。大洗女子の命運は!?