進捗させるコツ

プロジェクトで進捗が出ないと嫌なものだ。嫌というよりは、困ったな、どうしようかな、の成分がほぼ占める。計画を立てたのならなぜ予定完了日に終わらないか。どうしようかと話を振ると事情を話してくれるが、解決方法は出てこない。まあ、それができるなら進捗しているわけだ。そういうときも、あれこれと直接指図はせずに自分だったら先にこっちを手配しておくとか、忙しそうに見えてもAさんに話をしに行く、などきっかけになりそうな進捗していない(ある意味本質をつくような)理由を解消するだろうと思いついたことを言う。

では、プロジェクトマネージャやマネージャならどんなタスクを担当しても計画を作れば計画どおりに進捗するかと言えばそうは問屋が卸さない。

つまり、進捗しないことがままある。

とは言え、タスクは進捗させなければならない。進捗させなければならない点においてはメンバと同じ境遇に置かれているのである。

ではどうするか。

定石通りやろうとするならば、情報を集め、仮説を立て、小さく進めて、小さい成果を関係者と揉んで、成果を確認して終わらす。

ただ、全くもって進まないときもある。そういうときこそ、どうしようと悶々とする。そこで時間が経ってしまう。

これがいけない。

頭の中で『どうしよう』と思ったら、まず書く。描くでも良い。知っている情報を書き出す。

書き出すと情報が全く足りないということに気づく。たくさんかき出せたとしても、まずは足らないと捉える。

次に、何を作ればいいんだっけ、と思い出す。メールやチケットを見るかもしれない。読んで、理解して何を作ればいいかを認識する。

だいたい、スペックなんてザルなことが多い。いや、ザルばかりだ。そこでザルだ、とは言わない(言ってもいいケースもある)。これを作る、という。足らないものは足らないと言ってくれるはずだがやはり、ものができてこないと人は関心を示さない。

だから、小さくつくるのだ。

小さく作ったら、こんなイメージで良いか(これは最終形じゃないと匂わせつつ)と見せる。これは早く、小さい方がいい。

ここまでいけば進捗している。

おかしいだろう。進捗しなくて悩んでいたものがあらかた目処が立っている。

素晴らしい。

 

まあ『手をつけろ』といことである。

もう1つ、1時間やって何もできなかったら『誰かに話せ』である。

 

 

 

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