チームに仕込まれる不安定性

個人的な嗜好としてチームを構成する際には、ロールを分ける方が好きですね。

まあ、分けるといっても、プロマネかそれ以外=エンジニアの二択ではあるのですが。エンジニアのロールはフラットかと言えば、そこはリーダなり、アーキテクトを置いてエンジニアはエンジニアの世界で自治ができるような世界観を作りたいと思うタイプです。

プロマネが専門のPM

 エンジニア上がりのプロマネの場合は、PM専門家と呼んでいいのか微妙な感じが若干しますが、業務ドメインの知識を持っていると言い替えると、ありかな、という雰囲気が醸し出されていい感じになりますね。

プレイングマネージャだとプロマネとしても口を出されるし、技術でも口を出されるのでどうかなと思うんですよ。

プロジェクトをマネジメントする立場のプロマネはプロジェクトのビジョンとチャレンジをエンジニアに与えるとしても、事細く口を出して、までするのはどうかと思うんですね。一歩間違えるとマイクロマネジメントになってしまうので。

プロマネが専門家の場合の良い面には、リスクの芽吹きするかしないか時点でリスクを識別したり、小さいうちにリスクをコントロールしようとするからです。そう考えるとプロマネが専門家なのにトラブちゃうのって、どれだけなんですかねー。その案件のおばけ具合。ということにしておきます。

仕込まれる不安定性

 事細かく口出ししないということは、箸の上げ下げまで仔細に口を挟まない、ということです。

これって、エンジニアに対して自由裁量を会えているということなんですよ。姑のようにあれこれ口をだすPMって煩わしいじゃないですか。

でも、丸投げするようなプロマネはPMじゃないとも思うんですよ。ちゃんとプロジェクトのビジョンと何にチャレンジしないといけないかを示さないプロマネは存在意味がわからないです。

そういう観点で言えば、仕込んだ不安定性を用意するのができるプロマネなんだと思うんです。

チームとして手に入れるものはどこにあるのかをキチンと示しつつも、その手に入れたいものの手に入れ方はチームで見つけなさい。

こうしたことを言い切れるプロマネとチームに必要なのは信用ではなく、信頼ですね。必ず、やり切ってくれる。無理を押し付けるのではなく、実現できるやり方を相談し、聞いてくれる関係。

その上で、プロマネでもチームのエンジニアでもなく、プロジェクトの目的を実現できるかどかで判断しているチームであるかどうか。

そういうチームで働いているときはパフォーマンスが出ますよねぇ。

 

 そうそう、Echoがやってきましたよ。

Amazon Echo (Newモデル)、チャコール (ファブリック)

Amazon Echo (Newモデル)、チャコール (ファブリック)