蛸壺のような窮屈な自分の思考を開放するには

コンビニのバームクーヘンを好きだったのはさくら荘のペットな彼女椎名ましろ、だったかな。セブンプレミアのふんわりバームクーヘンとSEVEN CAFEのほっとコーヒーを飲みながら、そんなことを思い出した。面白かったよねぇ、さくら荘のペットな彼女。何せ鈴木このみの“DAYS of DASH”が良かったもの。疾走感が「青春だなぁ。」って。


40も後半になると10代の若い人たちが眩しく見えて仕方がない。うちの子もそう。そういった話は、こっちでも見てください。


困っているんです!!!
で、標題のトラブルと蛸壺の話ですが、ワタシから見ればそんなの「(トラブルじゃないじゃない。)」と思うようなこともその渦中にいるエンジニアにとっては課題も課題解決のヒントもあるのにそれが見えなくなってしまっているようで“トラブル”のようなものらしい。


もう、にっちもさっちも行かない。手もない。「どうしようー。」っていう感じで相談に来るのです。頼ってもらえるのはおじさんにとってとてもうれしいことです。そして一緒に解決できれば殊更うれしいけどどうなるかな。


困っているなら困っていることを聴くしかない
で、困っていることを聴くとどうもおかしい。何がおかしいかって、ココロに余裕がないのが最大の原因で、余裕がないから今いる立ち位置の周りにある情報に何があるのかも何がないのかも目に入ってこないみたい。


「前工程の設計書でコレコレを実現すると記載されているんですけど、でも、適用するパッケージでは実現できないんです。」
「現行のシステムでも実現している?」
「いえ、していません。」
「それやるとそのパッケージを載せるアプリシステムにスゲー負荷掛かりそうだけどアプリの人に聴いてみた?」
「洒落にならないらしいです。」
「だめじゃん。やっちゃ。」
「それやらないといけないポリシーなの?」
「そんなポリシーないです。」
「それメリデメ作れば?」
「えっと...?」
「現行と次期にしてその実現したい機能をやったときのメリットとデメリットをさ、こう書くじゃん。」
「はい。」
「で、これやるのお客さんに“メリットが全くない”んだけど。」
「あースゴイ!!!」
「(いや、凄くないから。)」


思考を蛸壺から開放するには
まるでね、自分から蛸壺に入ったようなものです。その中だけで考えてしまう。


でも、顔を出せばいろいろあるんですよ。ヒントが。現行という今のシステム、それに制約をかけているだろうポリシー、次期に実装したい機能、それを必要としているか否かを判断できるポリシー、それを使うことのメリットとデメリットを表で整理すること。


何も新しい思考のツールを持ってきたものでもないし、誰も知らない情報を持っていたわけでもないのです。顔を出してみよう。蛸壺から出てみよう。思考をせまっ苦しくするような蛸壺は捨てよう。思考に蛸壺は要らないのだから。