新しい仕事をするとき、自分のキャラ付けを変えてみたら……

新しい仕事をするという機会はいくつかのパターンが想像できます。昇進する、異動する、転職(≒転社かな)などなど。何れにしても、新し仕事の場であなたを迎える側は、もろ手の歓迎で招き入れるのはあなたを「即戦力としてアウトプットしてくれるだろう。」と期待しているから。だから、先のパターンには新人としての入社を入れていないんですね。


ワタシも割と仕事場を渡り歩いてきた方で、と言っても組織の中で、ですけどね、いろいろな職場と幾つかのロールを重ねてきました。まぁ、もうすぐアラフィーですもん。それなりに歴史があるってものです。うれしくないけど。


若いころは異動があっても何も考えずに新しい仕事場に行って、普通に馴染んで素のままの自分をさらけ出してやってきたのですが、さすがに40代、にも入ると思慮もなくホイホイと新しい職場で仕事をするのも「アホなのではないか。」と思うこともあって、新しい職場には新しいワタシのキャラ設定をしてみようかと思いやってみたんですね。


これが割と学びがあるというか。


高度に「感情」を抑える
「高度に」と言っても、それまでのワタシより、というワタシ自身との比較ですけど。所謂、当社比です。これ、絶大ですね。いいです。仕事の目的に到達するのが圧倒的に近くなるような、気がします。


とは言え、能面のような顔をしてアンドロイドのように動いているわけではないです。きちんと仕事の目的を意識するし、対話もする。そうそう、対話の中でのパフォーマンスが断然違います。
#ユーザの方の感想です。


暗黒面を引き出さなくなる
当たり前な話なんですよね。仕事の目的があって、途中とちゅうで湧いて出てくる感情をコントロールできるのなら妨げにはならないですもの。ましてや感情で表現される言葉も態度も表現としてい現れないのですから、相手の心証を悪くして余計な仕事の妨げとなる相手の暗黒面をひきだすこともないのですから、結果として目的に最短で近づくわけです。


そうすると仕事の場がどうなるか。


実利的に行動しようとしはじめる
ワタシにとっては「高度に」感情を制御することは、ワタシも仕事の相手も余計な暗黒面を下げるので、実利的な話が出来るわけです。だから、ルールで面倒くさいお願いでも、短期間での依頼であっても話をお互いに聴きあう場が成立するのです。感情が先経って相手の言葉を遮ったり、遮断することがない。


説得する必要もなくなる
わかっていたことなんですが、これほどワタシ比として効果のあることは過去にはなかったかも。これって、結局、相手に動いてもらわないといけないときに、場合によっては説得をしなければならないような状況だととっても大変だし説得できない方が多かったりするのですが、それを飛び越えちゃうんですよ。つまり、説得なんてプロセスをスキップしてしまっているんですね。


それが相手の話を「聞く」ではなく「聴く」という姿勢に表れているんですね。


あぁ、今まで勿体なかったなぁ。


感情を抑えることでストレスには
なりませんでした。


なんだか、感情を抑制すると聞くと副作用でストレスフルになりそうな気がしてならないのですけどね。そういったことはまったくなかったですね。厳密に言えば、ワタシ比で「高度に」感情を抑えることに慣れるまでの試行錯誤のところがストレスと言うかしっくり型にはまるまでの自分なりのパターンの洗練途中でのバリ取り、みたいなギクシャクが少しあったくらいです。


自分のキャラ改造、おもしろいです。