PMBOK第2版(2000年版)がワタシのプロジェクトマネジメントの戻る場所
エンジニアなら多分、自分の考え方、基礎となった書籍があると思うのです。ワタシにとってはPMBOKです。PMBOKも初版の1996年版から持っているのを思い出したので本棚から引っ張り出してきました。
翻訳はPMI日本支部ではなく、エンジニアリング振興協会であることに注目。
その1996年版は、たった1センチの厚さでページ数だって126頁しかなかったんです。
それが200年版になったときは焦りました。体裁はPMI本家と同じになるし。写真は何故か買ってしまったハードカバーのPMBOK 2000年版。携行には重くて普及版を買い直したはず。
そうそう、ページ数は159頁にジワリ増えるし。ちょうど2003年の後半のころでしたから、2004年版のドラフトが会員向けに出回っていたのを開いてみたらページ数がものすごく増えていて、2000年版で受験できるように学習計画を決めて取得したのでした。
2004年版あたりからはもう携行するなんて苦痛だったかと。
2012年版を持ち歩くなら会員になってpdfファイルでタブレットに入れて持ち歩くかストレージサービスのドライブに置いておくのがベストでしょう。だって本編だけで400頁を越えているんですから。
back to basics
ワタシにとってホント(リセットの意味合いで)のシステムエンジニアのリスタートとプロジェクトマネージャへの歩みのスタートがPMBOKです。すべてはここから自分の足で歩んできたと。もちろん、家族も職場の同僚の支えあって、ですが。
そう言う場所であり、ときどき、立ち戻る場所であり、知識を棚卸する場所なのです。そう言う場所なので、基本に、初心に立ち戻れるスペースということになります。
2015年もプロジェクトマネジメントに携わる予定なので、こうした自分の持ち場を見続けていく上で、常に自分の経験だけではなく、先駆者の経験から汎化した形式知をときどき見直し、新しい気付きを得ていきたいものです。
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