プロジェクトに新規参入者するメンバの受け入れ −プロジェクトに関わるときの3つのパターン−
一番やさしい課題管理 −まとめ−の末尾で次は何を書こうかと思って、思いもつかなくて、−−というかシリーズ化していなければいつも行き当たりばったりの思いつきなんですが−−こんなことを書いたら嬉ことにリクエストがありました!!
f1i2s3さん 「新テーマは季節的に新規参入者受入手法など面白いかもです。興味ある方は私の他にもいるのではないかと~」
なるほど。新規参入者の受け入れ、ですか。正直、手法があるかどうかはよく知らないのですが、気に掛けていることをパターン化できるような気がするのでちょっとやってみましょう。
#落語の三題噺(3つないけど)ぽいですね。
プロジェクトにメンバとして関わるときの3つのパターン
プロジェクトのメンバとして関係するときは、3つのパターンがあります。
問題
さて、あなたがプロジェクトにメンバとして関係するときのパターンを3つ挙げてください。
さて、3つ挙げられたでしょうか。
ワタシはプロジェクトに関わるとき3つのパターンがあると思います。下表に列挙します。
表1
項番 パターン 説明 1 プロジェクト立ち上げ時の参画 プロジェクトを立ち上げる最初の時期からメンバとして参画する。 2 プロジェクト途中からの参画 プロジェクトがすでにスタートし途中から参画する。途中参画する工程は問わない。 3 プロジェクトからの離脱 プロジェクトから離れる。時期は問わない。
3つのパターン、意外でしたか。「新規参入者の受け入れ」は「プロジェクトメンバとしての参加・離脱と捉えました。参加だけで考えてしまうと、初期と途中参加は出てくるかもしれませんが、最後の「離脱」は気づかないかもしれませんね。
さて、3つのパターンを前提に、自分がとあるプロジェクトに参画する場合を考えてみます。プロジェクトメンバとして、−−そうそうこのケースはプロジェクトでのロールは関係ないものとします−−参画する際にきになること、ストレスと感じるものは何でしょうか。
それは、参画するタイミングでのプロジェクトの経過時間、プロジェクトに関する情報、メンバ間の関係の3つが挙げられます。このほかにもあるかも知れませんがとりあえずこの3つではじめます。
表2
項番 パターン 説明 時間性 情報性 関係性 1 プロジェクト立ち上げ時の参画 プロジェクトを立ち上げる最初の時期からメンバとして参画する。 最大 最大 立ち上げ時の関係性の構築による 2 プロジェクト途中からの参画 プロジェクトがすでにスタートし途中から参画する。途中参画する工程は問わない。 参画以降のみ 参画以後。参画以前をすべて知ることは難しい すでに出来上がっているプロジェクトの関係の中で構成する必要がある 3 プロジェクトからの離脱 プロジェクトから離れる。時期は問わない。 n/a 参画期間のみの情報を持っている n/a
こんなふうに考え、整理することができます。このような関係性があるとして(仮説の設定)、何か「新規参画者を受け入れる際に考慮に値する手法やパターンがあるのでしょうか。