システムエンジニアはときめくものをたくさん持っていなければ仕事がなくなってしまう

仕事の本務が割と凪の様相をみせているので、歯ごたえのあるタスクを進めて一区切りついたところでエライ人に「次にコマを進めていいかな」とお伺いを立てたら「ちょっとまて」とウエイトが入ったのは一寸想定外だったなぁ。まぁ、次のコマに進むと割とクリエイティブな作業があって「それを安く提供するなよ」と言う意図なのでは、と邪推しているんだけどあっているかどうかはわからないなぁ。まぁ、おじさん達の世界もややこしいのだよ、ということですねぇ。


あと、講演用の資料つくりをしなければいけなくて、それ様にPCを新調しようとネットで「最近のPCって何があるのかなー」と調べたら、とても疲れたんだよ。もうダメだ。PC高くなりましたねー。円安の影響もあるんでしょうけど。前政権での恩恵は円高で輸入モノが安く変えたことくらいです。今は円安でしかも円高のころに比べて50%安くなっている(80円→120円)のですから。海外通販は気軽にできないなー。とはいえ、買うときは買いますけど。


それでPCですがi5/8M/256G+延長保証だとビックリするくらいの値段しますよね。そうそう、薄くて軽いPCでのはなし。surface Pro 3もそのくらいしちゃう。もう、surface 3でいいか、と思うけど、msのサポートはねぇ…。mac bookかvaio Pro 13か。どっちも泣けます。用途は、登壇用の資料作成と登壇と艦これですねどねー。かれこれ2-3週間悩んでいるけど、どっちにしても一歩を踏み出すしかないわけです。はい。心中は初物で行こうかなぁ、とは思っているのですが。


ところで、先の「歯ごたえのあるタスク」なんですが、これ、ワタシ自身にとってとても意味のある事なんですね。なにが、というとワタシにとって「新しいこと」をすることになるからです。で、それが嫌かどうかと聞かれると「ぜひやりたい」んですね。


どうしてか。


新しいことに手を出すことで、新しいコンテンツをワタシ自身に供給することができるから。もう、これです、これ。


あのですねぇ、エンジニア、システムエンジニアがね、新しい技術や手法、その他考え方でもいいんですが、自分の手を使って使える道具は意識して増やさないといけないと思うわけです。それはマネージャでも同じですけどね。


今まで溜めて、使いまわしてきた技術や手法なんていつかは通用しなくなるときややってくるんです。それは安価に他のだれかが代替するからです。後輩かもしれないし、部下かもしれない。これからシステムエンジニアも高齢化してきます。そうすると雇用延長したおじいちゃん達は安価に再雇用されるのでコスト的には競争相手になる可能性があるんです。仕事の速度は遅くても、それをカバーする経験値を持っているし、人的ネットワークもあるとなかなかのコンペティタですよ。


40歳代のシステムエンジニアのみなさんは特に気を付けた方がいい。リーダやマルチスキルを持っていない人は特に。10年なんてあっという間です。


50歳になっても20年前に覚えた技術や手法だけで戦っていけるのか。いや、別に戦わなくたっていいですがそれで期待される成果をアウトプットできるのか。給与の増加よりインフレや増税のスピードの方が速いとき、それは目減りを意味しますよねぇ。ジリ貧かも。そんな不安は「今は」ないかもしれないけれど、その時になったら。


そういう危機回避的な意味では、ワタシの新しいもの好きは一つの特性なのかもしれません。だって、現状維持でよければWindows PCを選べばいいんだもの。新しいものを覚えるより楽だし。


新しいPCを選ぶことが以前よりときめかなくなっちゃったんですが、これは車のニューモデルを見てもおんなじなんですよねぇ。ときめかなくなっちゃった。


でも、技術や手法は別です。


これはメチャ楽しい。ときめくなぁ。ビジネスモデルキャンバスとかリーンキャンバスとかを使って新規事業のシード探しなんかも好き。人のキャンバスを見ながらベンチャーキャピタルになり切ってキャンバスに突っ込み入れたり「これは投資の対象かな」なんてなり切るのも楽しい。いやー、本当の中の人なら胃を痛くして判断するんでしょうけど。


もっとときめき感じられることを増やしたい。