自分で仕事を楽しむための幾つかのアプローチ
仕事は面白いと思える仕事もあれば、「なんだこれ」みたいな仕事もあるのが現実の世界で、自分の眼の前で起きていることです。なんだかな、と思うような仕事も観点を変えるとそれなりに楽しめるようになるので、そうした観点を持って仕事をぐるぐる回してみて楽しめそうなアプローチをしてみましょう。
面白さを見つける力を身につける
面白くないと思ってやれば仕事は面白くないし、終わった時に達成感も得られません。投下した自分の時間、リソース分は成果として手に入れたいものですし実感したいです。そのためには、面白いと思える仕事の個性、特徴を見つける力を身につけることが必要です。その仕事の特性でもいいですし、その仕事をすることで自分自身の仕事の力量の成熟度が向上するでも良いです。手っ取り早いのは、仕事のタイムアタックでしょう。慣れだけではすぐに限界がきます。それをブレークスルーするのは手段の転換です。
他人の思考を知り選択肢を増やす
他の人が何を考え、何を判断基準として行動しているかを知ることは、自分にとって手段を増やす手だてです。もちろん、優秀な人の考え方、姿勢、判断基準を知ることのメリットは多いです。真似てみて、自分に合うものは取り入れましょう。一方、ダメな人の考え、判断基準を知ることは自分の選択肢を増やすことにはなりませんがひとつの行動パターンとして識別していくことはそうした人を相手にする際の考慮点として利用できるでしょう。
根拠を作り出す
仕事は誰かに、大抵は上司やリーダから指示されて担当しますが、アサインされてからは物事の判断はこちらに回ってきます。そして、アウトプットを説明する責任を負うので説明する際にはなぜそうなっているかを説明しなければなりません。そうした際に、あっていようが間違っていようが根拠を持って説明する必要があります。でなければ、相手の思いつきで振り回されます。根拠があればそれを変えるかどうかだけになります。仕事の手始めに根拠を合意していたら、そうした相違はなくなるわけです。仕事は根拠を作るためにやっていると言ってもいいです。
無責任なリーダこそ挑戦できる
丸投げするような無責任なリーダこそ、今までやって来たくてもできなかったことを挑戦しやすいです。結果しか見ていませんから。完全に中抜け状態ですからこれまでやってこなかった手法を実験する機会、ということが言えます。もちろん、失敗した時のリカバリポイントは見極めないといけませんし、介入されると厄介なのでそうしたことは防除する必要があります。なにより、手段まで言わないことです。闇で検証するようなものです。