介入とフィードバックは次元が違うよ

あるプロジェクトがあって、プロジェクトはプロマネに任せていたけれど、立場的に顧客との会議は出席しなければならないので必然とプロジェクトチームの仕事ぶりの一部を観察することになるのです。

傍観を決め込む

もちろん、出席する会議は進捗会議です。「やってます」「課題はこれです」「次はこれやりますよ」というのや課題がプロジェクトの問題になってしまいそうです…みたいなことを共有して次のアクションを決めるミーティングですね。

一応、本職はプロマネなのでプロジェクトチームの報告のツッコミどころや気づいていなさそうなリスクについてその場で指摘してもいいのだけれど(よくない)、顧客が気づかなければわざわざ横から矢を射る必要もないので基本的に傍観を決め込みます。

顧客がツッコミを入れたら、プロマネを助けるようにネタふりをしますけど。

それは介入

そうなんですよね。プロジェクトチームが主体的に動いているときに自分で手を出しもせずにあれこれ指示を出すのは介入なんです。出がプロマネなのでつい言いたくなるんですよね。

でも、言ってしまったら、プロジェクトチームはプロジェクトを受け身で捉えちゃうんです。これ、あとあと全部引き受けるつもりならいいのですが、いや、よくないんですけど、立て直しならいいのですけどね。そうじゃない場合はよくないです。 

フィードバックのタイミング

会議の後、5分だけ時間をもらって、気づいたことを伝えていましたね。あの課題、期限が明確じゃなかったけどわざとそうしていたのかそれともうっかりなのかとか、こういったケースが起きたらどうするの、とか。

基本的にはこんなことがありそうだけど、気づいているかな、系ですね。

会議の前に見ておけばいいっていうこともありますけど、会議資料の準備で頭に入らないですよね。時間のコントロールできていないですから。