顧客に見せるパワーポイントでこれはやるなよなー
エンジニアがパワーポイントで資料を作る場面ってどんなのがあるだろうなんてどうでもいいことを思ったのは、パワポでの資料作りがワタシと比較して「こりゃひどい」と思ったことがなんどもあるので。
何も高度なことをしてね、ということじゃなくて、
このくらいは作りながらやっておこうよ=見やすい品質を確保しようよ
と思うから。
フォントとフォントサイズを合わせる
これはやるなよなーの例。
- 同じ箇条書きなのにフォントが揃っていない
- フォントサイズが揃っていない
他にも色々あるけれど、これ割と多いですし、直すのもお手軽でいい感じになるので。
フォントやフォントサイズが揃っていない人はこんな直し方をしています。
文字に対してフォントやフォントサイズを設定しているんです。これではバラバラになってしまいます。
テキストではなく、テキストボックス(□がある枠)をつまんで枠でフォントやフォントサイズを指定します。
個人的には、箇条書きは資料を介して会話をする際に、何番目か指し辛いので項番で振る方が良いと思います。
まあ、スタイル使え、ってことです。
開始位置を揃える
前の例でもう一つこのくらいやっておいてよと思うのが、テキストボックスや図形の表示位置を揃えることです。
これも最初に配置するときに合わせていれば揃え直す必要がない作業です。下の図では、「引用 PMBOK5th」のテキストボックスがずれています。
普段であれば、わざわざ引用をテキストボックスを分けて書きませんが、テキストごとにテキストボックスを作って書く人が割といます。全部同じテキストボックスで書いた方が楽チンなんですよ。
見た目より内容だけど
些細なことで見た目が綺麗よりは資料の内容の方が大事です。でも、資料の用途によっては、シンメトリーであったり、揃っている方がより良い印象を与えます。
顧客で資料を読む高齢者の方が普段から気にかけていることが多いので、客受けするためにはちょっとしたことを資料を作るときから意識して織り込んでおくといいですよ。