プロジェクトマネジメント ・アクティビティガイドライン 読む前に
以前に書いた、プロジェクトマネジメント ・アクティビティガイドラインの内容を理解することを目的としたものです。
読む前に
- 以下に記載する事項はプロジェクトで必要なアクティビティのテーマとして捉える。実務のプロセスで必要になるルール、フォーム、ツールはプロジェクトの特性で別途用意すること
プロジェクトマネジメント ・アクティビティガイドラインを始める前にどのように読み、進めたら理解が深まるか、その前述にあたるものです。
プロジェクトで必要なアクティビティのテーマとして
とあるように、プロジェクトとして必要な業務の活動のなかで主なテーマを取り上げています。
つまり、これは章立て(章節項)で言うところの、章レベル若しくは節レベルまでを記載しています。
現場の実務で使えるようにするためには、具体的なプロシージャが必要となります。具体的にこのフローを使い、この手順を基本としなさい的なものです。
文書の体系としてプロジェクトマネジメント ・アクティビティガイドラインにどこまで書くかと言う考え方がありますが、文書で詳細を書き込みすぎると書いた文字数の大半は困らなければ読まれなくなり、便宜的にライトに構成された亜流の文書が発生し、そちらが主流となる傾向があります。
その観点での文書体系を考慮すると、プロジェクトマネジメント ・アクティビティガイドラインは方針のみとし、実務で使う実施要領、若しくはフローとフローに対応したアウトプット集の方が良さそうです。
実務のプロセスで必要になるルール、フォーム、ツールはプロジェクトの特性で別途用意
上述が、それにあたるわけですが、ルールもフォームもツールも一度に全部は決められないですし、文書化を整った形態で揃えるのは一苦労です。
アクティビティガイドラインとあるようにガイドラインとして使えればいいので、 最初は具体的なアウトプットの実物を使い、これがフォームである、と決めておき、使いながらより情報を残すために使い勝手が良いものに置き換えていけばいいです。
そうした方針を決めて、チームのルールにすることから始めましょう。

A Guide to the Project Management Body of Knowledge
- 作者: Project Management Institute
- 出版社/メーカー: Project Management Inst
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