リーダの仕事の段取り
マネージャ、プロジェクトマネージャ、リーダエンジニア、エンジニア。この順番で仕事のスコープの解像度は上がっていく。特にシステム開発のテーマになれば、実現したい要件をITに変えていく作業が必要になるから、そうなる。
ITで実現する作業も、ものづくりの工程、コード実装のチケットなら仕様を実現する段階になるので何を作るかは明示的でなければならないし、もしそうなっていなければそうしてから着手しなければならない。
では、仕様が曖昧で始めなければならないようなテーマであったらどうしたら良いか。そういう場合の段取りはマネージャに近ずくにしたがって必要となる。
- 何を片付けるか活動の名前を決める
- その活動が終わるとどういった効果を得られるかを決める
- その活動で得られる性質を既知の名称をつける
- 名前づけたもの備える性質の実現する依存関係を明らかにする
- 終わらす時期を仮置きする
- 性質のうち、欠かすことのできない物だけを依存関係順に作る
- 性質を備えているかを確認する。
この応用でスコープを変えたり、広げたりすると曖昧な要件を何かしら形作ることができるので、それが要件を満たしているかを確認できるようになる。