自分の作業の進捗管理のコツ

自分の作業にはカンバンもチケット管理システムやSaaSも使っていない。でも進捗させなければならない作業はあるし、マイルストーンもある。マイルストーンには、外部の機関とのスケジュールや組織内の経営者とのセレモニー的なイベントもあるため、中途半端な準備になっていると自分の業績に跳ね返るので、相応の作業品質でやらなければならない。まあいいかなって思っているとあっという間に信頼貯金を無くしてしまい、即サラリーにフィードバックされる。

次の作業では進捗を気にするが滅多にメモも残さない。メモを残さなくてもスケジュールをみて段取りを調整できる幅があるため進捗管理を必要としない。

  • 自ら予定するスケジュール
    レビュー、インタビュー、説明会など自分が主催者となる場は、準備を必要とする。Ageda、資料、依頼事項、などその場に必要とする、いや、場を開催するための事前条件を満たさなければならない諸条件の準備作業を洗い出す。
    項目に手を付ける優先順位は、Agenda>参加者に時間を取らせる作業>依頼事項>自分の担当する資料準備>広報、周知など
  • invされるスケジュール
    他者からinvされるスケジュールは、資料確認、依頼作業の対応、出席者の調整などがある。
    優先順位は、作業依頼の対応>出席者の調整>資料確認など。
  • 自分のワーク
    自分のワークは時間を押さえられていない隙間の時間に当てはめて処理する。順番は、締め切りの近いもの>他者からの依頼>自分の締め切り。
    この順番でやっていると作業の進捗を管理する必要はなくなる。他者からの依頼は締め切り前に片付くし、予定を押さえることで感覚的にいつまでに終わらせないといけないか感覚でわかるようになる。ただ、初めての作業は当てる時間を見誤るから、手をつけるタイミングを意識的におく。
  • チームのワーク
    チームのワークはカンバンになっている。メンバのタスクはカンバンにあるから管理をする必要はない。毎日、朝会をするときに締め切りのあるもの、終わらせないといけないものを確認するだけでいい。あとは進捗状の障害の有無を聞き、実際に困っていれば解決のミーティングをすればいい。これでチームの作業は特段進捗管理しなくてよくなる。
    あとは、後続作業あるような作業は気にしなければならないが、これも締め切りでフォローできるので特別には必要ない。

WBSでガチガチに進捗管理が必要なのは、作業の質と量、エンジニアのレベルの不一致などがあるために進捗管理しないといけないほど作業と担当がずれているか、見積もりが乖離しているからではないか。