失敗の仕方というアドバンテージ

若いエンジニアから「最近新しいことを始められたと聞いてすごいとおもいました。失敗は怖くないですか」と聞かれた。

 

以前、メンバのエンジニアにコンピテンシを広げるとき、「それ役に立ちますか」と問われたことがあった(そのエピソードについては過去に書いた)。

 

役に立たない、失敗はしたくないという気持ちはわかる。役に立つこと、成功につながることをしたいのはよくわかる。それは年齢に関係なく、同じことを思う。

 

でも、やってみることに失敗はつきものであることもわかっている。

 

多分に失敗をしたくないというか、失敗にデメリットか、マイナスのイメージを持っているのだろう。

 

でも、やったことのがないことは、例えそのやり方が手順化されていたり、明確だったとしても、自分で成功して繰り返しても成功する経験がなければ、失敗する自信はある。

 

ただ、その若者に引き合わせた知人もそうだが、新しいことに手を出して結果を出している人は失敗をする。

 

それも上手に失敗する。

 

別に失敗するためになんでも試すわけではない。もちろん、上手くいくといいな、くらいか、これで行けると思いながらやってみる。

 

それで、何が上手くいくと思いながらやっているかというと、

 

「もし『こう』すれば、結果は『こう』なるだろう」

 

とやる前に考える。

 

その結果はどうかと言えば、『こう』ならない。十中八九ならない。でも、「こう」すればを仮定するときに、仮定の条件を押さえているから、次の「もし『こう』すれば」につながる。

 

そのうち、期待していた「結果は『こう』なる」に到達して、その時点で一旦ヨシとする。

 

なぜ「一旦」」というと、それを評価出来る人かそれを作ったターゲットの人に見せて反応知って、フィードバックするつもり満々だからだ。それで反応が上々であればそのままGOにする。

 

年齢の30歳の違いは「失敗の仕方というアドバンテージ」なのだと思っている。

 

とはいえ、モニターの買い替えでは失敗したくないからどれがいいか迷いに迷ってなかなか決められない。

 おすすめが有れば教えて欲しい。