記憶より記録

仕事でも学業でも、同じようなことをしていても、何等かの情報が新しく入れ替わるから、日々、経験を得ることができる。
その経験は、記憶に残らないような小さなことだったり、二度と繰り返したくないような心に残ることだったりするだろう。


たとえば、レポートでの誤字、脱字のようなケアレスミス
たとえば、上司に厳しい指導を受けるような失敗


心に残る深さは違えども、どちらもその経験の主体は“自分”自身であって、他人ではない。
その都度変わることは、−先生、上司、仲間、レポートのテーマ、ミッション、場所、時間...−、つまり、自分を取り巻く環境の方だ。


二度と繰り返したくない経験は、その経験で受ける心に刻む印の強弱かもしれないし、繰り返す頻度かもしれない。


いずれにせよ、二度と繰り返したくないことは、繰り返さないように何らかの手立てを打ちたくなるが、元来、自分を甘やかすようにできているヒトは、記憶に留めるだけとして、先送りしてしまうことの方がい多い。
そして、また、同じ経験を繰り返すのだ。


本当に、二度と繰り返したくないことを繰り返さないためには、心の奥底に深くそれを刻み込み念仏のように日々唱えるか、日々、見返す何かの媒体に記録し、繰り返し体で覚えるしかない。
それでも、ヒトは、同じ過ちを繰り返す。
同じ過ちを繰り返してしまったとき、その見返す何かの媒体を見ながら「またやってしまった。自分はダメなやつだ」とは、思ってはいけない。
それでは、失敗した自分を作り上げ、その作り上げた自分がだめなのだと思うことで、じゃあ、どうしたら次は繰り返さないようにするか工夫するところにたどり着けないからだ。


同じ過ちを繰り返さないために、何かの媒体に書き記す残し方を工夫するなら、どうしたらよいだろうか。
「○○するな」と否定的に残すのか、それとも、「△△しよう」と書くか。
もしかしたら、“キーワードだけ”のほうが良いかもしれない。
少なくとも、否定的に残すより、二度と繰り返したくないことを“しなかったときの姿”で書いた方がよいだろう。


その姿は、二度と繰り返さない自分の姿が書かれることになるのだから。




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