ラベルを取って初めてわかる自分の価値


組織の中での自分のラベル
エンジニアだって、所属する組織の中に長くいれば、それ相応にロールが変わっていく。担当のエンジニアから、主任やスペシャリスト、技師、マネージャと組織によって位置づけも役割も様々だ。場合によっては、組織の中で試験で認定されて始めて得られることもある。ところで、あなたがいる認定してくれた組織は、あなた自身が退職するまで生き残れるかどうかを考えたことがあるだろうか。大企業だって経営破綻したり、自治体だって破綻する時代なのだから、だれだって、大丈夫とは言い切れないだろう。


外界から見たら、○○の□□さん
ビジネスは、組織と組織のつながりで成り立つ。実際は一人ひとり人で繋がるが、そのとき相手を呼ぶときは、「○○の□□さん」と所属する○○組織を代表としてワタシと仕事をすると形容することになる。“あなた”ではなく、“○○の”なのだ。だから、あなたではなくても、“○○の”人ならだれでもいいのだ。


ラベルを取ってみよう
自分から、今所属する組織のラベルを取った自分自身を第三者の目で眺めてみよう。さて、どんな特性を持ったエンジニアなのだろうか。誰にも負けないと自負できるコンピテンシを持ち合わせているだろうか。コンピテンシは、テクニカルばかりなことではなくても良い。ファシリテーションでも良い。プロジェクトマネージメントだってもちろん十分だ。もし、誰にも負けないコンピテンシがなくてもかまわない。もしなければ、大好きな技術でも良い。そういったコンピテンシなり志向を客観的に知ることが自分自身の価値の創出の第一歩だからだ。


組織がなくなってもいいように
企業は事業継続が存在理由の一つだから、世の中でセンセーショナルな破綻を深刻に考えることは、リスクマネジメントの観点からもナンセンスだ。実際に具現化したらその影響は巨大だが、起きる確率が限りなく小さいのでエクスポージャは少ない。だが、リスクマネージメントとして、識別しておくことは大切だ。そんなこともあるさ、と頭の隅においておこう。その上で、組織がなくなっても組織の統合があっても所属する組織の中でも自分が必要だという存在理由を作っていこう。日本のローカルな認定より、グローバルでも通用する認定の方が良いし、専門的なエリアで課外活動により“□□さん”と呼ばれるようなことでも良いのだ。あの技術の“□□さん”のように。そういった、外部での認知への活動が、自分の内部での自信となることは、今いる組織の仲でも光るものになる。









  • 道具室(アプリとか)

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読んでる。まさか滝(計画駆動型プロセス)まで復習できるとは。対比で概念が復習できるだけでも良書。

アジャイルと規律 ?ソフトウエア開発を成功させる2つの鍵のバランス?

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  • 視聴覚室
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