客先常駐も“住めば都”にできるか


なれる! SE7 目からうろこの?客先常駐術を読み終わって、そう言えば就職してすぐに客先常駐でそれから、かれこれ10年以上は客先ばっかりだったなぁ...といろいろ思い出した。エンジニア生活の半分が客先常駐で最初から客先だったから、それが普通だと思っていたし。刷り込みって怖いものだ。

持ち物検査、私物預かり、人月売り、引き抜き、都心の立派なビル、くたびれた什器、ボディチェック、プロジェクトルーム、プロジェクトの人が多い、行ってからやることを知る、手順書、業務委託、アクセス権限、入館申請、古いPC、アプリ申請、分離されたシステム環境、作業申請、パートナー同志の付き合い、元請けリーダーの交替、立ち合い、メンバのダウン、トラブルプロジェクト、飲み会、心のなかで絶叫、奴隷、デート、客先打ち合わせ、責任押し付け合い、勘違い、上長へのクレーム、徹夜、費用精算、稼働確保、相談相手、辞めるか、契約書、作業指示または事前承認、エビデンス、別のパートナーに契約を回す、若手の育成、他人を売る

なれる! SE7から上記にまとめたキーワードを眺めてみると、エンジニアを10年もしていたら、ほとんど経験しているよな、と。未経験なのはボディチェックくらい。あと、奴隷の様だと思ったことはないな。


結構楽しいものだよね?
客先の良いところもあって、自社でずっといると外出する機会があまりなかったりすることもあるわけで。プロジェクトが変わって顧客も変われば、場所も当然変わるわけで、それがあると新鮮だったりする。それが都心だったりすりと少し楽しかったり。プロジェクトごとに色々な人と知り合いになれるのもまた楽しく思えて。


客先常駐の方が仕事に対する感覚が厳しい
プロジェクトは期限のあるものだから、たとえ嫌なことがあっても大体先が見えているもので、組織に戻ればいつも同じ人としか接しないから馴れ合い度合いが酷くならざる得ない。だから、だんだんルーズになる。そんな経験しかしていないエンジニアが急に外のプロジェクトに入れられると非常に焦る。だって、今までルーズにしか仕事をしてこなかったんだから。エンドユーザや元請けに関わらず、顧客は厳しいものだからカルチャーショックを受けるだろう。それが良いカンフル剤になればよいのだが、必ずしもそうはならない。謂れのない無理難題を言う顧客は別だが、こちらの顧客が言うことに対して理解も共感もできるような厳しい指摘をする顧客は“良い顧客”だ。プロジェクトが終わった後、顧客は厳しく接したことを詫びつつ、感謝を述べることが多い。

大体にして文句を言うエンジニアは、プロフェッショナルとしての意識がない。契約形態に関わらず、顧客から有償で業務を請け負っているなら、プロフェッショナルとして、対価に見合う成果を出すことを最優先にするものだ。その意識がなければ、それこそ、人工の派遣作業員なのだ。
プロフェッショナルだからこそ、顧客のルールは守り、守ったうえで改善してほしいことが顧客にとっても効果的であれば提言するだろう。


育成の観点での客先常駐
自分の所属する組織の拠点でずっと似た業務をしていると、コンピテンシの目標は設定しにくいものだ。なぜなら、プロジェクトを渡るたびに期待されるロールが劇的に変わらないから。プロジェクトを渡り歩く方が、プロジェクト毎に開発方法論、適用技術、プログラム言語、開発環境(IDE)などが違い、経験できる量がすさまじく違う。習得する方も大変だが、習得できる機会が強制的にあることで、コンピテンシを向上させる意識は高くできる。プロジェクトでの役割も少しずつ変わるだろうから、より早くいろいろなロールを経験できるだろう。


住めば都
客先常駐は、自分の組織の拠点でないから仕事がしづらいとかどうのとか言うのは簡単だが、言ったとしても、一緒にいる他のメンバだって同じじゃんね?で、打ち切りになってしまう。ブーメランを投げれば自分に戻ってくる。結局、自分自身でどうするか自分の姿勢の問題なのだ。すべての客先常駐で“住めば都”にだったかと言われれば、あの顧客は当社比でワースト3だったとか、ワースト1だったとか、あるものだけれど、今ならもう少し、自分を様々な環境において何を得て帰ってくるかを考えるだろう。それは、自分の組織で仕事をしていても同じだけれど。




  • 道具室(アプリとか)
  • 音楽室(PCからリンクをクリックするとき、PCにiTunesが入っているとアプリケーションが起動します)
  • 視聴覚室
  • 調達室

劇場版けいおんを観た。封切り最速で観ただけだったから、あとから気づくこともある。ほのぼのとしていいなぁと。

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