自分のデザインパターンを変えよう


ライフハックは好きですか?
と聞かれたら、

「はい」


と答える。
もっと楽をしたい、と思っているから。

何もしないで楽にはなれないし、楽をするために、それは白鳥が優雅に泳いでいても水面下の足はバタバタしていることを知っているから。
それは、今の生活習慣に不満があるからではなくて、もっと良く、例えば、キッチンがきれいになるとか、PCデスクの周りがすっきりするとかそういったことに関心があるから。自分自身に向き合うとき、好きな自分より、嫌いな自分の方が多いから。

ライフハックのブログは書籍に比べたら情報量が少ない分、サッと見れるので、それこそ瞬時に判断できる。大体、いい歳な分、それ知っていると思う記事が多いけど、昔に見聞きして取り入れたり、捨てたりしたときと今では状況も自分自身も変わっているから、受け入れるかどうかの結果は変わることもある。

自分自身が変わっていることや状況が変わっているのだから、殊更、今の自分が判断した結果が以前と違ったとしてもそれ自体に意味はない。意味があるとしたら、変えたという事実だけ。その事実は自分のみにその価値がわかる。

基本的に自分で情報を作ることは限られているから、ほぼ、他人の情報に依存する。だからこそ、他人の情報は3割引き、5割引は当たり前、とまるで家電販売のように、受け止める。引き算より、自分にとって

「当たったらうれしいな」


くらいの心持で接すると、当たったときの意外性からくるうれしさが違うのでお奨め。

兎に角、不満を解消できるなら読んでみようと思うこと。沢山、読んでいるうちに日本語も少しは上達するものだし。


日常はパターンの上で営まれる
自分の日常は、習慣の上で営んでいる。他の人も同じだろう。その習慣も、日々の関心や重要なことで変わっていく。それは先に書いたようなことからだ。
習慣は、自分で決めた型紙と同じだからパターンなのであって、服装のデザインが次々と変わるように人の習慣もそのときどきの自分の関心と自分を取り巻く環境によって変わっていくものだ。

型紙を変えて服装のデザインを変えるのは、デザイナーの仕事の領分だけれど、それを着る人のデザインは自分自身なのだから、そのときどきにあった自分に変えることを判断するのも自分なのだ。


自分のデザインパターンを変えよう
だから、ライフハックが好きなのは、その点から自分を少しずつ変えるということに抵抗感を持っていない、ハードルが低いということであって、良いことだと思う。
だから、せっかくライフハックが好きかな?とちょっとでも気になってブログを読もうと関心があるなら、その先まで一歩でも進めたらいい。そう、ライフハックが好きなら変わろう、と。