マネージャはエンジニアに学びを後進に分け続けることを促さなければならない
エンジニアは学びます。ずっと学びます。仕事を辞めるまで学びます。若しかしたら、仕事を辞めても学ぶエンジニアもいるかもしれません。
なぜなら、エンジニアを取り巻く技術が日進月歩で進化するからです。だから、学ぶのです。言い換えれば、学ばないエンジニアは進歩する技術から取り残されるのです。アーメン。
エンジニアの存在価値を失わせない
組織の一員として、マネージャはメンバの技術が組織と顧客の要求する一歩先を見据えて先を探り、先に示し、導かなければなりません。そうでなければ組織として生き残れないし、それより預かるメンバの技術が陳腐化してしまいエンジニアとして存在価値を失ってしまうからです。
エンジニアのココロの中では学ぶことに誰一人異を唱える人はいないでしょう。ただ、実際に学ぶことを行動に移すかどうか、それは別の次元です。それは一人ひとりのエンジニアに帰するからです。それでも、マネージャは声高々に何度もメンバに学ぶことの目的と行動に移すキッカケを与え続けなければなりません。メンバのエンジニアの存在価値を維持、向上するために。
後進に教える準備と教えたフィードバックを持ってはじめてどれだけ学びとなったかを知る
エンジニアが学ぶには、自らが習得しているだけでは本当に習得したとは言えないと思っています。なぜなら、それは机上で習得しただけの知識でしかなく、実践していないから。習得した知識は実践して身に付けて初めて価値を生むのです。その人が一人で出来るようになると言うことだから。自分でできなければ、顧客の前でその技術を駆使して踊れないわけですから価値はありません。何時使えるかどれだけ使えるかは問題ではなく、実践に投入して、使い、思っていたコレだけ使えるだろうという王体と実績との較差を身を持って知り、自分自身にフィードバックしてカイゼンするループに入れるのです。実践して身につけてこそ、初めて習得したといえるのです。
でも、学びとしてはそこまででは足りません。その習得したコトを誰か後進に見せ、教えることで身につけたことの自分自身の理解度をはじめて知ることが出来るのです。学びは後進に伝え、その伝えることの準備や教えで突拍子のない質問で自分自身が気づかなかった気付きを貰いながら、共有して初めて学びになるのです。