だからレビューアは、妨げうる不幸を座視することはできずに指摘続ける


あー、朝一前からついさっきまでずっとレビューでした。レビューの種類もいろいろありましてね。結構バラエティが飛んでて、何のレビューしているかわからなくなるし、合間合間に相談は入るし、本業は手が付かないし。一週間の始まりとしては中々の出だしです。


大体、アレですよ。こんな時間に更新するなんていつもと違うのでどうしたもんだかって感じです。調子が狂いまくり。書いている本人はネジがずれているのでそれはそれでお家芸なのかもしれません。だから、何も関心を寄せずにちゃっちゃっとレビュー通せば半分くらいの省エネ運転できるのにドーモ引っかかるところを見過ごすことが出来ないから長くなってしまう。いや、こっちの関心事はレビューイのみなさんしっているのだろうから対策くらいしてきなさい!ってことです。


プロジェクトのプロジェクトマネジメントに限ったレビューでもいろいろあるものです。見積もりレビュー、プロジェクト計画レビュー、リスク対策レビュー、工程終了レビュー、月次レビュー、もろもろ。このいろいろなレビューを通して何に関心を寄せてみてるか。何も形式だけでやるなら、要求するドキュメントが使用されていることと記入漏れがないこと、記載事項のコンテキストに矛盾がなければそれでさっさと通せしちゃえるんです。


でもね、形式だけでやるなんて誰の得にもならないし、その先々でトラぶれば現場も顧客も泣くわけです。顧客は顔を真っ赤にして怒るか。泣いたり怒ったりするのが嫌なんじゃなくて、そんなのレビュー時に分かっていたことジャン!と後から振り返ったときに気付く自分が嫌なんです。


レビューを1万時間とは言わないけれど、其れなりの回数と言っても様々なレビューを100回以上をこなせば、レビューで何を見なければならないか自然と見えてくるものです。そもそもなんでレビューするかを考えれば思い当ると思います。それは、誰もが占い師でもないのに将来を確かなものと予言しなければならないからです。誰も知らない未来を描くことをレビューイはしなくてはならないし、マネージャやレビューアは、その描いた未来がもっともかを占わなければならないんです。


レビューアの立場から言えば、描かれた未来の不確かなこと、曖昧なこと、があるかないかを読み切ればいい。それをレビューイに指摘して、修正させる。なぜ、隅々までレビューするか。例えば見積もりなら、契約時や契約後にトラぶったときの顧客とテーブルに着くためのドレスコードだからです。顧客と同じテーブルに着き、同じメニューを契約書として読み返し、その目の前にあるトラブルを両社で乗り越えるためです。


そのドレスコードでありメニューである契約書が何を食べさせてくれるかわからなかったら顧客だってばかじゃないから騙し切れません。そう言ったものをきちんと書くということは、顧客に嫌われるとか思う必要はないです。かえって、そこまで真剣に考えてくれたと思ってもらえるものです。
#TPOに合わせた言葉の選択次第ですけど。


そう言ったことがあって、レビューアはレビューイのいい加減な提案資料があれば嫌ってくらいに突っ込むのです。レビューを初めて1分もかからないで指摘されるなよ。