エンジニアとして、いかにまなぶ時間を確保するか


エンジニアなので学んで実践してナンボです。技術を売りにするなら言語やフレームワークやらアルゴリズムやらをそれこそ時間を割いて手を動かさないと身につけられないです。


当たり前のようで、大人になってもできないのが学びです。学ぶためには時間を割かないと身につかないという真理は、はじめて自転車に乗るときに、“乗れるようになるまで練習する他ない”と自ら学んできたことなのに、どうも大人になってしまってからは、その練習もせず言い訳しかしていないのではないのかと思うのです。


通勤時間を使う
通勤時間は、寝る時間じゃないです。起きて、やらなければいけないことをやる時間です。眠くても、それをやらないと何がその先に待っているか、すぐに思い出さないといけないです。ずっと、いまのままでいいのか。今のままなら給与が上がる理由はないのです。


家庭を持っているなら、子どもがいるなら、その子が大きくなれば次第に入用になるものです。今のままでやっていけますか。いけるなら、いいですけど。


通勤時間を使うなら、電車に乗る時間を始業時間ピッタリ合わせているならそれを変えないと勉強に費やせないことを自分で気付くべきです。混雑している中では、勉強を妨げることはいくらでもあるけれど集中させるものは何一つないですから。


早くでるか、フレックスで遅く出るか。仕事に影響しては本末転倒なのでその点の考慮も忘れないで。


今の時代は書籍については随分恵まれています。分厚い本も電子書籍ならその重さもたかが知れています。2000年のPMBOKでさえ大判で重かったのに今のときたら。


週末決めた時間に勉強する
試験がある勉強なら、その試験日に合わせてスケジュールを考えないといけないです。通勤時間を使っても限度はあるし、問題集があるならまとまった時間の確保が必要です。


新しく言語やフレームワークを学ぶのでも同じです。ただ、書籍を読むのではなく、手を動かすのであれば、もっとまとまった時間が必要でしょう。


家庭を持っているなら、家族の協力が必要です。それをどうやって理解してもらうか。それは、自分がこの勉強をすることで、仕事をするエンジニアとしてどうなりたいかを素直に話すことです。


こういった夢を持っている、こんな風に活躍したい、と。だから、申し訳ないけれど、週末この時間は一人にさせて欲しいと。


つまり、宣言するのです。成りたい自分になるために必要な時間を使うと。それを実現出来たら家族を犠牲になんていう後ろめたいと考える必要はないのです。その先にあるなりたい自分になったら、ロールも変わるのではありませんか。そうしたら、その効果は家族に見返りとして戻ってくるのではありませんか。


だから、宣言したらその時間はホント集中しないといけないです。ネットでぶらぶらと遊んでいたら協力してくれる加速への裏切り行為と言ってもいい。その時間はホントがむしゃらに頑張るんです。


不確実なことは約束できないけれど、それをすることでエンジニアとして生き延びるわけで、それは家族にとっても必要なことですから、頑張るしかないのです。


続けること、あきらめないこと
続けること、あきらめないこと。執念深さやあきらめの悪さは悪いことではないです。そのこと自体が仕事でもクリンチし続けれられる姿勢につながるのです。


がんばりましょう。