マネージャの仕事はたった一つ


ちまちまと、それこそあちらこちらに食い散らかしてきたように、思うがままに過日のブログで描いてきたことのように思うのだけれど、年も改まったし、年始の業務もプリヒートは十分済んだと思うので、ちょっと、書いてみる。


与えられたリソースで戦力を育てる
アナタがマネージャなら、すべての行動はこれ一つに尽きるんですよ。

“与えられたリソースで戦力を育てる”


これ以外ありません。


戦力を育成することがビジネスの成長
新年度になれば、必ずと言っていいほど昨対でプラスの成長の目標が“下りて”来るものです。はい。


それを達成する源泉は何か。ITならもちろん、製造であってもすべての業務を動かすのは“スキルを持った”人です。ビジネスの目標で必要なスキルはパラメータのように変わっていきます。現場を回すために必要な基礎スキルとビジネス特有の技術スキルのうち、ビジネス特有の技術スキルがそれに当たります。


人事権持ったマネージャから与えられた人の中でやりくりして、成長部分をいかに保有する人でカバーするかを考えるとき、必要なスキルを持った人をそれこそ最大限に生かしてビジネスの実現をしないといけないのです。


戦力を確保するためのスキルの成長
ビジネスに必要なスキルを持つ人を必要な時に必要な分だけ供給できなければ、ビジネスの成長は厳しくなります。on goingでビジネスを回しながらも、ビジネスの目標にチャレンジするためにもそのビジネスを担う人の育成は必要になります。


仕事で必要なスキルは、意思疎通や統率力などの基礎スキルとビジネスの業務で必要な技術的なスキルの2つが必要です。また、それらのスキルもビジネスの立ち位置によらず、ビジネス形態として成り立つようなスキルレベルの確保が必要です。


そのためには、目指すビジネスに見合ったスキルレベルを持った人を如何に仕上げていくかが肝要となるのです。


戦力になるための機会の創出
いくらビジネスに必要なスキルを欲しても、人を確保しても、それを実践する場がなければ人は成長しません。ですから、人に実践する場、つまり、機会を創出することも必要です。


とはいえ、都合よく機会は作れませんから、それを解釈という意味づけをしたうえで、成長の機会を創作するのです。これは、配下のメンバ全員に設けないといけません。