仕事に必要なスキルは結婚した後にワイフから学んだ


うちのワイフはワタシには勿体ないくらい優秀なのです。結婚して子どもが生まれて勉強をするときになって初めて優秀だったんだと知ったこともあるし、結婚当初からのふるまいで感心と言うか今から思えばワタシのことを思って立ち振る舞っていてくれていると思うと「かけがえないなぁ。」と思うコトが歳を追うごとに増してきているような気がするのです。


話をよく聴く
うちの子ども達はよく話をします。それもワイフには。なぜかと言えば、ワイフは一から十まで話を聴いてくれるから。男性が聞き手の場合は、話し手が話をしている途中で結論を求めたり、話し手がただ「聴いて欲しいだけ」なのに対策を返したりするのが「嫌がられる」ものらしいですが、女性は話を上手に聞き流したり相槌を打ったりするといいますが、ほんとちゃんと聞いています。


子どもは今自分がのめり込んでいるもの、知ったことを教えようと精一杯話しかけます。それがドラクエのモンスターの攻略本の隅に書いてあるようなことを知っているかという割と難題に対してもちゃんと聴いています。で、会話がそこで終わらないような受け答えをするんです。だから、子どももさらに話し続けようとする。


いまなんか、子どもとワイフが話しているとバカップルじゃないかと思うくらいイチャツイテいます。ほんと返してて欲しいゾ。>子どもよ。


教え上手
うちの子どもはくもんの教室に行っていたのですが、あれ、教室の先生によってどんどんと進度が進むんですよね。だから、小学校の内に高校生の学習内容まで進んでしまうんですよ。くもんなので教室に行かないときはお家でプリントをこなすのですが、理解できない問題も出てきます。それをワイフは一緒になってというかワイフはワイフで別に解いていたようです。で、子どもの理解を聞きながら「こうやればいいのかも」とやっていたようです。


ある週末、そうやっているのを見たときがあって「教え方が上手だなぁ。」と正直思いました。決して、口だけで「やりなさい」とか解らない本人だけにやらせようとしない。


ワイフの素振りを見ていると、子どもが小さい時から一緒にプリントをやってきたので勉強をし直しているんのよ、なんて雰囲気を醸していましたが、実際はとても地頭がいいのかも。


聴き上手=地頭がいい=教え上手、なのかもしれませんね。


子どもがやりたいことを最大限サポートする
子どもは運動系の部活をやっているのですが、週末の遠征にしろ、普通の練習にしろ、お弁当作りにしろ、一生懸命やっています。練習に必要なウェアを買い替えたいと言えば付き添って一緒に選んだり、栄養バーが欲しいと言えば用意してあげたり。


さらに、週末の試合になれば応援に良くいきます。そして、一緒に行こうとワタシを誘ってくれます。誘われた初めの頃はあまり気乗りがしなかったんですが、じゃあと一緒に行ったら実は車で二人っ気になるのは子どもが生まれてからそうそうないことなんですよね。だからとっても新鮮でしたし、試合の応援に行った時のワイフの熱の入りようも「あぁ、どこのママも同じなんだろうなぁ。」と。


話し相手の話を最後まで聴いて理解する。
相手がわかるように説明する。
相手が最大限のパフォーマンスを発揮できるようにサポートする。


この3つのどれも、プロジェクトマネージャにもマネージャにも必要な基礎スキルなんですよね。仕事の場、ばかりではなく、普段のお家でも目の前で経験できるのはワイフの人なりが出来ているからなのかもしれないし、どこのお家のママさんも同じなのかもしれませんが、今のワタシがあるのはワイフのおかげなのです。