継続的な改善は無理なので漸進的な改善で行こう
これまでチームの改善でやってきたことを思い出すと、まず最初に実施しているのは改善を考える場を設けることです。
具体的に言えば、改善する場をチームの活動として設けるということです。より具体的には、毎週金曜日の午後にチーム全員で参加し、前のミーティングから改善した方がチーム全員が幸せになれる事象を出したり、続けた方がいいことを共有したりするミーティングを1時間取ります。
そのミーティングの運営も最初はワタシがファシリテートしますが、順次、チームが運営できるように移譲していきます。何事も自分で決めた方がいいですからね。
でも、これ巷でいう継続的改善とは違うような気がしています。最大の違うと思うところは、インターバル、間隔でしょうか。これはワタシの感覚に依るところなので感覚の域を出ませんが。
継続的改善は、日頃から作業の手順などを繰り返している中でより安全な、より品質要求を満たしやすい、より、簡便な手順を見つけ、検証し、適用するイメージを持っています。
なので、週次のようなサイクリックで回す改善のためのミーティングはチョット違うかな、と。だって、その時になって考えますから。
あと、システム開発だと決まった手順があるようでないですし。ないと言い切るのは言い過ぎかもしれませんが、でも、実施者であるメンバの裁量に任してしまうところも大きですし。
そこも継続的改善は違うな、無理だな、と思うところです。
なので、「漸進的改善」の方が良いのではないかと思うのです。語呂も「ぜんしん」と進んでいるようでいいでしょ。
ということで、「漸進的改善」で行きましょう。