チームを立て直すには「新しいフレンズは誰かな?」より「フレンズ(メンバ)のできること」を探す

こうして過去に振り返ってみるとトラブルプロジェクトの火消しとか大規模プロジェクトで炎上し始めたところで立て直したりとか、そんなプロジェクトの方が印象が強いのは何かしら自分にとって成長や検証してみたかったことを検証できたことなどなどの学習効果があったのかもしれないですねぇ。

「新しいフレンズ(お友達)は誰かな」

あるプロジェクトが始まってひと月もせずにあるブロックを立て直して欲しいと懇願されるわ、当時の役員からしょうがないからとか説得なのか同情なのかわからないご助言をいただいたことがあって。当時担当していたプロジェクトは後任に任せ他ところそっちもおかしくなるしと、なんだかな、と言う経験をしたことがありまして。

で、しょうがないプロジェクトルームに入ってみたら最初に言われたことが

「新しいフレンズは誰かな」

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ですと。マジで。

フラグですよね。それもめっちゃ死亡フラグですた。

今なら「新しいフレンズだね」と言えば争いものけものもないある意味サンクチュアリー的なジャパリパークで安寧な世界観に浸れますが、当時はそういった社会的認知はありませんでしたら単なるフラグでしかありません。

それもいきなりボスキャラ的なフラグですけど。

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フレンズのできることを探す

立て直しを頼まれたプロジェクトですから先にチームがあるのです。そこにはこれから一緒に活動するメンバがいるのです。

いつも述べていることですが、プロジェクトの目的を達成するためのチームとしてのスキルセットとスキルレベルに対応してチームメンバが持っているスキルとレベルを紐づけて不足がないかを調べる必要があります。

立て直しのプロジェクトですから当時の心境はこんな感じだったでしょう。

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でも、仕事です。やってみればわかります。

やっぱり仕事です。プロジェクトですから力になってくれるフレンズもいるのです。

力になってくれるメンバはフォロワーです。とにかく、トラブルプロジェクトに関わらず、一人目のフォロワーを作ることが必要です。そうしたインフルエンスを起こせるメンバとチームを変えていきます。

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チームとしてスキルとレベルがでこぼこであればプロジェクトの目的を達成できるチームに変化させなければなりません。

・プロジェクトの中での教育
・スキルのストレッチ

 プロジェクトの中での教育は、作業プロセスの標準化に伴うものやトラブルに至る原因の除去も含めて行います。

計画したことを計画した通りに終わらすことや自分たちで決めたことを守るなど、大の大人がないがしろにする基本をいつでもできるチームに変えるのです。

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そのためにはチームのメンバが何が「得意なフレンズ」かを知る必要があるのです。