思い込みエンジニアをストレスで自滅させないためにできること

6−7月が猛暑で、7−8月は立秋と共に秋の長雨で今日はインディアンサマーというにはひどい暑さになりそうな日ですけど、夏休みもあと10日ないですねぇ。

宿題、終わったかな。

そんな今年の夏に一緒に働いているエンジニアを観察していて興味深かったので。標題に沿って本当は絵日記にするとそれっぽいのだろうけれどねぇ。 

エンジニアも第一印象に縛られる

人は第一印象を持ってしまうとそれに縛られます。これ、仕事をする上でとてつもなく負のバイアスが掛かって自分の仕事をやりにくくするので若いうちにこうした症状を持つ方は緩和しておいた方がいいです。

思い込みを変えられないエンジニア(以降、思い込みエンジニア(文字数減ってない)が別の拠点のエンジニアに指示出して作業を促していたんですが、思い込みエンジニアさんが思うようなスピードやアウトプットが出てこなくてイライラしているんですよ。

それでこっちに向かってイライラした感情を押し殺しながらアイツはダメだ的なことをいうのです。何度か対面で別拠点のエンジニアさんとミーティングをする機会があってどんどんとストレスが蓄積されていくのがわかるんです。

第三者の自分がいれば

こちらとしては第三者の視点で眺めているので何やっているのかなーと思うわけです。期待する側の期待が実現できていないなら、実現を妨げている原因を一緒に取り除かないと何も変化しないのに。

簡単な方法は、対面で別の拠点のエンジニアにどう進めるかと段取りを語らせればいいだけなんですけどねぇ。

そのあと共同作業するタイミングがあって、最終日に顔を出して思い込みエンジニアに会話したらよくやっているとかいうわけです。あら、それは良かったねと言いつつもどうして思ったかを聞いたらアウトプットがよく出来ていたと。

でも、作業が終わったあとの説明の直前ではまたブツブツと感情を制御できずにイライラしているのですよ。

これは、あれですね。終わった作業は目に見えていたから納得感があったのに、また見えなくなって思い込みが前のめりになっているんでしょうねぇ。自分のスピードと他者のスピードの違いを認知できないエンジニア特有の症状ですねぇ。

持っていきたい方向に持っていけないストレスはつらみ

つかつかと思い込みエンジニアが席まで寄ってきて、スケジュールをいれたからと呼び出しを受けたんですね。

何かと思えば、自分のイライラをやりたいことと混ぜこぜでどうしましょうかと。一応、ご相談の程をとっているんですね。

どうしたらいいですかって。

それで、思い込みエンジニアさんは何をしたいのか、ただそれだけをひとつ一つバラしながら問いかけてみたのです。何をしたいの、何ができれば満足するの、ワタシに何を求めているの、と。

人には七癖ってあるものですが、ずっとある仕草をしているからストレスなんだなと思いながらも、ワタシに問いかけをしているので紐解いてあげないとストレス解消しないですものね。そうやって、シンプルにたった1つだけ実現すればいいのでしょうと諭すように。

あのときの仕草からは腹落ちしていないかもしれないですねぇ。でも言葉にして、実現したいことを確認して、それを肯定したのならそれでやることが腹落ちするネタになるからそうするしかないのですよねぇ。

 

大きなお友達の年齢になってもやりたい方向に持っていくスキルを持ち合わせないとストレスをかかえることがわかりますね。

これをコミュニケーション能力不足で片付けてはダメです。それでは何も解決しないのです。やりたいことを片付ける考え方を見せてあげないと。