転職で成功するエンジニアと失敗するエンジニア

昨日の朝に その後の人生を分ける!エンジニアが34歳までに考えるべき3つのこと - paiza開発日誌 をざっくりと読んで思ったこと呟いたら、paiza開発日誌のツイ垢の方にフォローされてしまってちょっとざわざわした気持ちになったりしたけれど。

 

 

まあ、↑で書かれていることはこのブログでもだいたい同じようなことをあちらこちらに書いているので一生懸命探して読んでいただけるとよろしいかと思います。

 

ただ、実体験から言えば、上のエントリには1つ書かれていないことがあるのです。

 

転職のトリガーを誰が弾くか

34歳と35歳定年説を意識した(と思う)1つ前の34歳に設定しているところがなかなか目の付け所がと思ったのはそこに置いて、転職できる準備は34歳の前からしておいた方が良いけれど、それはあっちに置いて転職のトリガーを誰が弾くのかはよく考えて欲しいと思うのです。

どう言うことかと言うと、転職には2つのパターンがあるのです。

 

・自分から他社に移る
・オファーが他社若しくはエージェントから掛かり、他社に移る

 

これ、全然違うので。何が違うかわかりますか。

 

自分で判断基準を下げてしまう

 自分から他社に移ることを決めて活動をし始めるとコストを掛けて転職活動をすることになります。

ここで何が発生するかと言うと、自分の時間を使って自分のリソースを使っているのでサンクコストが発生するんですよ。

そうするといくつか面談で不採用が起きると条件を自分で下げ始めるようになるのです。これ、絶対に起きます。

 

「ここまで時間をかけてきたのでこれは諦めるか…」

 

転職のサンクコストを作らない

 だったらどうすればいいか。市場で名前を売って、買手の企業からオファーを貰えばいいのです。

それよりいいのは、口コミで企業なりエージェントからオファーを受ける方です。これは紹介者が自分の知り合いになるので事前に情報を手軽に集められますし、確度がとても高いです。

何より、オファーされるので自分のリソースを使ってサンクコストを作らない。

だから、条件が合わなければ、いつでも転職することをやめられるんです。オルタネーティブな選択肢を持っているのはとても強いです。

 

「今はちょっと…」と言えるので。

 

 

オファーを貰うために

オファーにも誰構わず総当たりで電話やメールで声を掛けてくるエージェントがいるけれど、そうしたコンタクトは切断するのです。

そうした輩は、手数料稼ぎしか脳にないので雑です。 

 

まずは、会社名を背負っていてもいいので、社外でプレゼンスを発揮することが必要です。セミナー、カンファレンス、会社主催の勉強会。

なんでもどんな手段でも使って、自分の得意分野をアピールする。もちろん、エンジニアなので課題解決になっていないと技術力が認められないのでそっちが重要ですけど。

そうした場で認知をあげると勝手に口コミしてれます。あの人はこれが得意だよ、と。

 

つまり、口コミにつながる認知度を作ることが必要です。これ、自分というプロダクトのマーケティングですから。コツコツをやっていくしかないのですけれど。

 

そこにたどり着くまでは、この↓ツイートを自分に問いかけながら仕事をしよう。