失格なプロマネはヤリ○ンなナンパ師になれない

このツイッターのまとめをどうして引用しているかがわからないとプロジェクトマネージャに優しくされるだけされて、でも、目一杯働かされた後にリリースされてお終い、なんてなりかねませんよ。

 

togetter.com

 

ポイントはここです。

 

「ヤレればどうでもいい」というところ。これの「ヤレれば」を「アウトプットしてくれれば」に置き換えれば完成。これがプロマネの立場としての最優先事項だから。

そして、プロマネをマネージャに置き換えてもそれは同じです。「ヤレれば」を「儲けるビジネスをやってくれれば」で。

 

では、このヤレればを実現するためにどう振る舞うかというとこれも書いてある。それは

「何も期待しないこと」

です。

いやいや、アウトプットしてもらうために絶賛期待するでしょう、と思ったら、それはプロマネとしてもマネージャとしても失格です。

自分に与えられた役割はプロマネもマネージャも結果を出すことです。それ達成しなければならないのに、メンバにそれを期待するということは、依存してしまうということになるので。ではどうして依存することが失格なのかというと、依存したメンバが期待した結果を出せなかった場合の代替手段、リカバリをしないからです。

上手くいけば自分の手柄にしようとすることが見え見えですし、失敗したらあいつが、となることも目に見えています。

 

できるプロマネやマネージャは結果を出します。もう、しっかりコントロールして結果を出す。詳細に見れば、遂行上の必要なリソースのメンバだけしっかり見ます。影響しないメンバは誰かに見させることで自分のリソース配分を最大限効率化して使います。20%のメンバを集中的にコントロールすれば全体の80%が確保できるわけですし。

では、なぜできるプロマネやマネージャは期待しないのか。自分のリソースのフォーカスを完全にプロジェクトやビジネスオペレーションの結果に結びつく主要なアクティビティに定めているからです。それは役割を果たすためにどこで何をすればいいかが見切れているからできるんですね。

 何をすればいいか、どこにリソースをかければいいかがわかっている。そうするとどんな態度をとるかというと、ニコニコと日常からコミュニケーションを取り、進捗上の障害となる芽を探し回りメンバから吸い上げようとするのです。

「問題ないよな」、ではなく、「気づいたことがあったら教えてね、そういえばあれは…」と声をかけまくるわけです。優しくね。

あら、ナンパ師と同じだわ。