プロマネ資格試験と昇級の優位性

有名サイト管理人(元?)のまなめさんのエントリを読んで保有資格的には真逆な感じというか補完関係というか。相関関係は全くなさそうですが。今日は何を書こうかなと思っていたところに見つけたので脊髄反射にならない程度にPMPプロマネの資格試験と昇給に有利かなぁ、的な話をするつもりで書き始めたけれど。

 

貼られていたリンクはタイトルだけみてハイハイと思って見ていなかったので覗いて見たら

itpro.nikkeibp.co.jp

 

安定のプロマネや監査など資格が上位3位まで占めていて面白みがないというか。

ただ、記事のタイトルが昇進なので昇進=責任ある地位=マネジメントならこの3つしか選択肢がないということになるわけです。

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引用 表1●効果があった資格ランキング

 

資格が昇格、つまり昇級に影響するのは高度な技術を持っていて世間に名が売れているか、社内的に職種がマネジメントにどれだけ近いか、です。ランキングの4位以下は専門職の技能知識を第三者が証明している資格です。いや、資格自体がそうなので1位から3位までも技能知識の証明ということでは同じなのですけれど。

けれど、違うのはマネージャに必要なマネジメントするための知識やビジネスを回すところで必要となる知識がダブルのがプロマネ系の資格なんですよね。

監査はちょっと違ってさらに先ですね。業務の第三者的な評価ができるかどうかなので。

誰をマネージャ候補に選ぶか

前述したとおり、マネージャサイドの立場になるとビジネスに関与してくれるメンバを識別して、集中的に育成しようとします。いわゆる幹部候補を育てようとするのですよ。マネージャも組織の構成要素なので人的リソースとして新陳代謝が必要なので。 

幹部候補を選ぶときに自分自身がマネージャなら誰を選ぶかを考えてみましょう。

どんな部下を選びましたか。SIerならプロジェクトをキャリーするプロジェクトマネージャじゃありませんか。サービスを適用するベンダならプロダクトマネージャとかですよね。

どうしてそういう人を選ぶかと言えば、事業をやっている人だから。エンジニアも必要だけど今のビジネスを回すには都合がいいんですよね。だから、今のエンジニアの中でビジネスセンスがあるエンジニアを選んでいるんです。

プロマネ資格は昇級に有利か

 前のエントリにも書きましたが、資格を持っているからといって多くのエンジニアが昇級しているかと言えばそうでもないです。資格を取るための勉強と実際のビジネスでそれを使いリターンを得ているかは別なので。

ただ、プロマネ資格を持っていれば、エンジニアに人気のないプロジェクトマネージャについて少なくともやってみたいという気持ちは持っていると思うわけです。

条件を出すなら、次の3点を判断してプロマネアサイメントしているんじゃないかと。

  1. プロマネ知識があるか
  2. 実際の経験があるか
  3. 事業特性を踏まえたプロマネの適性があるか

 知識を持っているかどうかは見た目ではわからないんですよね。対象となるエンジニア自身の知識なので。それを視覚化するのが資格なんですよ。

だからそれを理解するコンテキストを省けるんですよね。あくまでもプロマネの器としての知識ですけれど。

それがなければ、経歴を見て判断しなくちゃいけない。ずっと仕事を一緒にやってきたメンバなら不要かもしれませんがそうとは限らないのがある程度の規模のSIerのマネージャの置かれた環境でしょうし。

そういう意味で、プロマネ資格は将来のマネージャに繋がるキャリアパスの入口のプロマネアサインのハードルを下げる武器なんです。

その点ではプロマネ資格は機能します。それよりは、受験する本人の知識の棚卸になってそっちの意味合いで機能するんだけど。

 

繰り返しますけど、資格を持っているからといって、本人がプロマネをやりたいといっても、プロマネアサインする前にプロジェクトチームのサブリーダやリーダを任せているときに適性があるかどうかを見ているのでプロマネにするかどうかは担えるかどうかという評価があるので。