エンジニアは何年働くかより、何をして稼ぐかの方が何倍も大事なことなんだと思う

ワタシからみて、ある技術系クラスタの中でもトップクラスの方(ワタシから見れば十分お若い)が5年後の食い詰ているかもしれないという可能性を意識し続けているとつぶやいていたのがとても引っかかりまして。

資産家でもない限り、生きていくためには何某かの収入を得続けなければならないし、個人的にそれが気がかりで仕方ないのですけれど、年金はどうせあてにならないから再雇用延長をしてもらたとしても65歳までですし、延長してくれるかどうかは組織の意向もあるわけです。つまり、あてにはしない方がいい。

どうやら財テク(死語!)のセンスはないようで、トータルはプラスですが株主特典がある企業なので手放すこともせず、端株で特典をもらって喜んでいるような程度ですからそちらは万が一の時まで放置かと思うとやっぱりあてにできない。

そこには定年がいつか、数えれば数年後にはお迎えが来るぞということの圧を自虐的にかけているのかもしれなけれど、ある時期、結果的には2014年くらいから考え方を変えて、主とする収入以外を増やすことを主とする事業で得ているスキルセットを活用して全体的にエンハンスすればいじゃない、的なポジティブ思考で色々始めたら活動が広がって、ある意味将来の種まきに変わってきている=元々の定年後の食い扶持をどうするか(年金以外での意味合いで)の布石になりつつ育んているのはプロダクトマネジメントそのものだ=失敗する方が大半だよ、とはドライに思いつつもこうした活動はエンジニアが定年を数えて節制するよりは、ワタシの特性から持つ技術を横展開か別の技術と組み合わせることで新しい価値をうむというイノベーションに繋がると思っているんですよ(長い)。

今日の出だしのところの元ネタとこれを書こうと思ったときに書くまえに思い至ったことがタイトルに繋がるのですけれど、働く年数のカウンドダウンを悲観的に考えるより、じゃあ、どうしたら別の収入源の道筋をつけられるかを考え行動し、結果を眺め、さらに周りを巻き込む迷惑な台風になって将来のストックを増やすことをエンジニアのみなさんにはオススメしたいのです。

ただ、何をしての何は、一人ひとりのエンジニアで持っているものを見つめ直し、仕事ではない、でも真剣にやらないと主たる収入に悪影響を与えてしまう可能性のあるもろ刃の剣をどのように手に入れ、どう使い込むかによるので、主たる生計を支える事業より真面目にやらないといけないんですけれどね。

 

 

 

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

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