エンジニアの副業ガイド

エンジニアの副業とは、主たる収入以外に収入の手段を得ることである。エンジニアの視点でどのような副業があるか、どの副業を選ぶことが良いのかを考えたい。

前提事項

自分がやらないことをやっていることはとても素晴らしいと思うが、無理をしては元もこうもないと思う。特に、副業の影響が主業に影響を与えては本末転倒なので。もちろん、副業を将来の主業に置き換えることを計画しながらであれば、どこかのタイミングで主業をスイッチすることになるのだろう。

何れにしても、事業化の間に主業でのパフォーマンスを(主業との合意なく)落とさないことを前提としておく。

#書いているうちに変わるかもしれない

副業の種類

 エンジニアが選択できる副業はだいたいこんな選択肢ではないか。

  1. 保持している技術を主業と同じ業務ドメインで流用
  2. 保持している技術をベースに別の業務ドメインで流用
  3. 保持している技術を活用したコンサルティング、顧問業
  4. 保持している技術を流用したコンテンツクリエータ
  5. 財テク(死語!)
  6.  未経験分野への参入

はじめに、持っている技術スキルを使う、使わないという分岐があり、使うならどう使うかを考えるフローになるだろう。

保持している技術を使わない場合は、副業の事業化は主業のように事業化の可能性から検証をしなければならない。ただし、参入しようとしている分野での技術を持っているなら話は別。あとは事業になるかどうかビジネスの話になるので。

保持している技術の選び方

安直に考えれば持っているを使う方が簡単そうに見える。トラップなのは主業と同じ業務を選びがちだ、と言うこと。

ご本人がそれでも構わないと言うならそれでも良いが、現場のエンジニアが副業を考える場合、平日日中以外も同じ仕事で埋めたいのか、と言うこと。これは個人の価値観に依るので良い悪いではない。ただ、契約形態にだけは注意した方が良いだろう。

使い方もまた選択肢がある。

 

主業→アプリ→同業の他案件(類似のお仕事が増える)
  +アプリ→主業とは違うセクター、ドメインの案件
  +主業の知識を活用したコンサルティング(含む有償教育の講師)
  +個人でのアプリ開発
  +主業のスキルを活用したコンテンツ開発

 

 それそれ似ているようで違うので。

副業の契約

 基本的な考え方は請負契約か準委任契約のどちらか、若しくは、著作権などの権利保有などが選択肢がある。

請負、準委任には法的な義務を負うので覚悟が必要。履行しなければ裁判沙汰。それを頭に入れれば、どの契約形態が良いのかは一目瞭然。

副業だからと甘く見たり、契約とか法律は苦手と思ったら副業をすることはやめた方がいいかもしれない。

受託する場合は必ず契約書を文書で残すこと。たとえ知り合いでも揉めたときにお互いが困るから。

副業の主たる業務

 営業です。

副業の始め方

 やりたいならすぐ始める。ただし、主業で副業禁止となっている場合は、処罰されないように対策をしておくこと。

納税

副業で20万円の収入を超える場合、必ず確定申告をすること。なお、主業に知らせず確定申告したい場合、住民税をの納付を(主業の)

  給与から差し引き

 ○自分で納付

の選択を後者にすること。