とにかく楽しい仕事

今ちょっと、『とにかく楽しい仕事』をやっている。趣味と実益を兼ねているとか成功報酬があるとかではない。貰うものは何も変わらないし、仕事を変わったわけでもない。
その『とにかく楽しい仕事』も初めから『楽しい』というわけではなかった。突如、気づきがあって『とにかく楽しい』に格上げとなった。

このような経験は、実は以前にしていて、それはPMPを取ろうと決めたときに体験している。それの2回目である。ただ、今回は、何か資格を取ろうということではないところが違う。

それではどうして『とにかく楽しい仕事』になったのか。

今やっている仕事のタスクの進め方や得られる経験知が、他で役に立つ度合いが違うと気づいたからだ。気づいたらどう変わるというと、このタスクで得られる経験知を最大化しようと企むわけである。

自分の能力として、再現できるように、ただやりましたではなく、あーそれできますよと言えるようにしておこうと。

専門家として。

自分は、もともと仕事に対して入れ込みとか思い入れとかをしないタイプである。心理的には、仕事は組織のもので、自分のものではないという考えによる。だから、仕事での生産物は、率先して、共有できるようにしておく。

自分で体験し、経験知として得たものは、自分のアセットである。そのアセットも、必要とされればいくらでも見せる。

ただ、そうしたアセットの作り出すマインドや技術は、教えようにも教えられない。その人自身の性質に深く根ざす。個人によりセンサーが反応する対象と感度が違うということだ。

それはともかく、『とにかく楽しい仕事』だと認識した瞬間、とても楽しくで仕方がないのである。

 

 

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

 
仕事は楽しいかね?2

仕事は楽しいかね?2