どうしてプロジェクトマネジメントを嫌いになるのだろう
- プロジェとマネジメントの効果の事例
プロジェクトマネジメントは良い。自分にとって良い影響しかもたらしていない。仕事ばかりではなく、個人の課外活動においても、プロジェクトマネジメントの手法を活用する場面が多々ある。 - プロジェクトマネジメントでできること
プロジェクトマネジメントは単なる『マネジメントシステム』であるから、プロジェクトマネジメントがプロジェクトになった課題解決をするわけではない。プロジェクトの課題を解決するまでのコントロールができる。 - プロジェクトマネジメントでできないこと
『マネジメントシステム』であるから、課題を解決する手法は別に用意しなければならない。システム開発でシステムを実現するのはシステム開発手法であり、プロジェジェクトマネジメントはプロジェクト化された課題解決の推進上のコントロールである。 - プロジェクトマネジメントが嫌いなエンジニアに
前述したとおり、プロジェクトマネジメントはマネジメントシステムである。プロジェクトを扱うツール・手法でしかない。システムを実現するウォーターフォールやアジャイル開発の手法と同じであるが、対象が要件をシステムにしているか、課題を解決しているかの違いである。今の所、プロジェクトと定義されている活動に有効なマネジメントシステムはプロジェクトマネジメントしかない。 - 嫌いになったのは、プロジェクトマネジメントを使えなかったプロマネではなくて
エンジニアがプロジェクトマネジメントを嫌いだというのは、その先に嫌いになった経験をしたときのプロジェクトでの理不尽な体験によるものではないだろうか。そうだとすれば、その理不尽さは何かしらの原因があり、それを選んだプロマネのコンピテンシの低さが原因だったのかもしれない。であるとすれば、嫌いなものはプロジェクトマネジメントではなく、当時のプロマネではないだろうか。そうでないとすると、プロジェクトにおいて、システム開発手法が使いこなされておらず、悪手の積み重ねて嫌な経験をしたのかもしれない。そうだとすると、それはプロジェクトマネジメント起因ではなく、システム開発手法の問題で、不適切な手法を選んだことが原因だったのかもしれない。