Zoomを使うときにあるといいマイクスピーカー

掛け声ばかりで実態が進んでいなかった「働き方改革」がCOVIDー19、新型コロナウイルスの余波を受けてスイッチが入った。半ば強制的にリモートワークをせざるを得ない状況になったことで、本来のライフスタイルに沿った働き方を進めるしか選択肢がなくなった。客観的に眺めていると日本人は外部からの制約でしか変われないのだなと思う一方、変わるときには変われるのだとも思う。

 

それはさておき、webカン、テレビ会議である。日常的にオンラインを含めた(オンオフ両方やオンだけ)会議に慣れているというのもあるのかもしれない。なにぶんにも長くエンジニアをやっているとins+ポリコムで遠隔地3拠点の会議を2000年前後には経験しているので、何だかんだ20年以上テレビ会議をユーザの立場で経験していることになる。

 

最近Zoomで採用面談をしたときに、とても普通に会話できているなと思ったのが印象に残った。画面を介してるからそこに候補者はいないのだが、距離感が近かった。多分に候補者のキャラ的な部分もあるのだろうが、それでも表情やニュアンスが読み取れるような気がした。

 

仕事で手近で使えるWebカンのサービスは、hangoutかZoomだろう。このCOVIDー19で急に存在感を感じているのはZoomだ。Zoomは2年くらい前にさわる機会があったが、画質の粗さが気になったのと、そのくらいの画質ならFacebookのミーティングかhangoutでいいじゃんと思って放置してた。まあ、先見の明がなかったわけだ。

 

もし両方使えるとするなら、今のところはこんな使い分けしたい。画面で資料共有をするならhangoutで会話をするならZoomに。Zoomは低回線でも使える反面、画面がぼやける。リアルタイムで議論をグラフィックして共有するならZoomでもいける。今のところはスプレッドシートやスライドの混み入った資料には向かない。

 

インタラクティブにミーティングをするならZoomのほうが使いやすい。画面のトップなり、右にサイドバーのように表示できる。hangoutで出席者を上手く表示したいなら、PCのカメラではなく、Lenovoの360度カメラが割といける。マイクはヤマハがクリアに聞こえる。