調達 積読 シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

どんなもんなんだろうか。 

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

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業績評定に納得いかないエンジニアが不満を撒き散らす前に一読するといいかもしれないこと

業績評価は評価された本人と評価したマネージャの間の二者間で行われるもので基本的に闇の中で行われると言ってもそうそう間違いではないと思っています。いやいや、評定結果はマネージャの上長や人事まで知っているじゃないかと思うかもしれないけれど、評価範囲の中での評定であれば基本的に誰も口出しをしません。口を出してくる場合は、何かしらの力学が働いているか、被評価者であるエンジニアからのクレームにより事情を把握しなければならない場合に限られるのはどこの組織でもだいたい同じです。

幸か不幸か、ワタシは評価される側のエンジニアの経験と評価を{する|される}両方の立場のマネージャを経験しています。組織においては、基本的にマネージャ職は必ず両方の、つまり、評価を{する|される}ことになります。経営のトップでさえ最終的には株主から評価をされるので評価をされないマネージャは存在しません。

ブログタイトルを読まれるとマネージャサイドからの上からのものいいかと思っていたかもしれませんが、上述のとおり、常に両方の立場なので上からじゃないよ、とは最初に言っておきたいことです。

因みにワタシ自身がエンジニアであったときの評価は今の自分の今の状態からは想像できないかもしれませんがほぼ惨憺たるものでした。それは自爆的なほど貢献できていなかったことを自覚している時期もあれば、エビデンスでアピールをすることが不足していた時期もあったり、単にマネージャと合わないという時期もあったりしましたが。何れにしても、所謂、評価されているだろう同期や後輩のトップレベルが人事報に昇級している様で評価されている人がいるのだと知ることはあってもこちらはさっぱりで、ただ、それを羨んだり妬んだりしようとは全く思いませんでした。

評価は、他所は他所、うちはうち、の原理が働くからです。

評価は二者間で行われる

評価は二者間で行われるものです。もう少し広くプロセスをカバーするように話せば、評価のための指標があり、指標は目標から設置され、目標は目的から展開します。目的は組織の中での目的ですから、事業課題の解決手段である事業戦略に紐付きます。

まず、評価はそれ単体で行われるものではないことを評価結果を見て憤慨する暇があったら認識してください。エンジニアのあなたの目的が期待する評価値を得たいなら尚更です。エンジニアであるあなたが事業課題からあなた自身の評価対象となる指標の設定を自分で行ったかを自分に問う必要があります。期待する評価値を得られていない場合は100%評価値の設定が曖昧であり、評価オブジェクトも不明瞭に原因が存在し、そのような評価値で年間の活動を過ごしてきた自分の無能さを認識すべきです。評価値を第三者が見ても同じイメージができるように設定し、年間の活動でエビデンスを採取し、評価時期のクレームでマネージャ評価を期待どおりせざるを得ないようにエンジニア自身がマネージャの評価の外堀を埋めなければなりません。それはエンジニアであるあなたの仕事の一つです。なぜなら、期待する評価を受けたいのはあなた自身だからです。同僚のメンバや上司のマネージャはあなたを評価したいと思っているわけではありません。

ただ、定量的な指標値を設定し、エビデンスで外堀を埋めたにも関わらず期待する評価にならない場合は、マネージャが無能か、属する組織の収益が赤字で評価の見返りとなる財源が確保できていないためです。つまり、マネージャが無能だからです。さっさと異動してください。

やったでは評価されない 

評価のクレームをあげるときにエンジニアであるあなたは上流の設計書で言葉を選ぶように繊細な配慮で年間の成果を第三者が読んで、なるほど、このエンジニアを評価しないわけにはおけないと、印象づけるような簡潔で的を射たレポートを書けていたでしょうか。1年間の活動を限られた文字数で表現することが求められていることを認識しなければなりません。あなたに代わり、あなたが選んだ言葉で表現される成果をまずは絶対評価をマネージャはします。そのあと、同じランクのエンジニアの母集団の中にあなたの評価を混ぜ、その中でレーティングを行い、上位から被評価者をより抜いていく作業を翌年に割り当てられる財源の上限に達するまで行われます。あなたが他のエンジニアより1ミリでも抜きん出ればあなたは評価されるでしょうし、埋もれてしまえばそれだけで1年が終わるのです。

なぜ、第三者が読んでもあなたの貢献が理解できるように書かなければならないか、それは上述したとおりに絶対評価の後に相対評価が待ち構えているからであり、相対評価されることは学校で比較されてきたことを思い出せば学校の中ですでに学ばされてきたということをあなたは自分の評価されたいという一面だけで物事を捉え固まっている限り評価はされないと思った方が良いでしょう。

マネージャは相対評価を行うときに貢献度を上司であるマネジメント理由を問われたときに説明しなければなりませんし、それに耐えられるエビデンスが必要です。不正でない、組織の評価指針に照らしても遜色のない形で評価エビデンスを残さなければならないのですから。そうであるはずのマネージャが評価ロジックを立てていない、つまり、印象で被評価者を評価しているのだとしたら、これもまた無能なマネージャですから、そのようなマネージャの元で働くことは早々に辞退すべきです。ただ、そうであっても評価させるように差し金し、手のひらで踊らせることができているのなら乗り続ける選択肢もありでしょう。お好きになさい。

自己評価の甘さ 

業績評定に納得いかないエンジニアの自己評価でまともな評価を申告するケースは皆無です。全くのゼロです。まともな自己評価ができないエンジニアは、自分は仕事をした、忙しかった、やってあげた、と全て自分の感情を根拠とした自己都合の判断と呼ぶには憚れる程度のものが根拠でしか存在しません。自己評価を適切にできないエンジニアは、評価が自分の実績を期待する評価値に置いてから評価される理由を構築し始めます。つまり、第三者が指標値に対するエビデンスの達成度を見て評価するようなロジックではなく、指標値は考慮対象にも置かず実績値として欲しい評価結果を結びつけるという暴論をでっち上げているのです。こうして作られたものは比較できないのですぐにバレるし、他の同僚の方の成果の方が確実に貢献度合いが高いものです。

一方、自己評価を卑下するエンジニアも存在します。申し上げたいことは評価は自分でした方が良いものと任せてしまった方が良いものがあることを知っていて欲しいです。絶対評価はエンジニアの自分自身の1年間の活動開始時点と1年後の評価時期の自分自身のベンチマークです。ですので、何ができるようになったのか、どれだけ技術力が深まり、自身でカバーできるロールをあげられる準備ができたかはエビデンスを用意し、断固として主張すべきです。そして次年度はロールをあげてもらうことをコミットしてもらうべきです。ただ、相対評価は同じセグメント内での優劣を第三者が決めることでエンジニアがいくらヤキモキしたり心配しても何も影響を与えることはできません。つまり悩むだけ無駄だ、ということです。

 

まあ、エンジニアが期待する評価をして欲しいなら、評価せざるを得ない状況に追い込むんだよだし、マネージャで評価ロジックを持っているマネージャは実は少ないよ、という事実で世の中は回っているのです。だったら、早くマネージャ側に来て一度やる側になりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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今更ながら。 

 

「技術から離れること」「自分より優秀なエンジニアが現場でキャリアを積むことを見ていること」に対するマネージャの心情

マネージャになってからだいぶ経つんですよ。ブログのエントリに書いているとおり、ときどき現場に戻されて、それを片付けてまた戻る、みたいなことをやっています。

マネージャなんてカタカナ職種で一見偉そうに思うエンジニアもいるようですが、曖昧な業務領域で思いっきりグレーだから面倒なことは全部マネージャに投げてしまえという悪習がどこの組織でもあるんだろうなぁと思ったりします。マネージャの立ち位置を中心に置いたときに、部下側から見るか、管理部門から見るか、上長から見るか、顧客サイドから見るかで違いがあるのですけれど。

まあ、マネージャの闇を語ろうとしているわけではないので、ただ、そう言ったステークホルダを持つ職種であることは間違い無いと思うのです。

技術から離れること。

マネージャになれば管理監督業務が主になるので、現場のエンジニアとしての職務は無くなります。逆に、マネージャなのに、日常的に現場にべったりだと、本来の業務に割り当てる時間的リソースが圧倒的に足らなくなるのでとてもお勧めできないと経験上申し上げておきます。

配下のプロジェクトが炎上してしまえばそれは介入せざるを得ないのですが、そうならないための管理監督業があるわけで、炎上させるマネージャは筋の悪いマネージャか何かしら問題を抱えているマネージャと判定し、経営層はそのマネージャの職種を変えるべきです。

技術から離れること。エンジニアでものづくりが好きだったり、仕組みづくりが好きだったら、現場から離れることは技術から離れることと同意義語だとすると、現場で他のそうだったり、試行錯誤しながら技術を習得しシステムへ形作ろうとしている活動が輝いているように見えるものです。それもマネージャになったばかりではまだ現場に後ろ髪を引かれていると勝手にマネージャ自身が思っていることが多く、現場の芝は青く見えると錯覚するのです。

それを勘違いして、現場に介入し続けると本来の管理監督業がおろそかになることはもちろん、現場が自主的に組織づくりを経験する機会を奪うことになるのでやってはいけないことだと思うのです。

ただ、開発の長として技術からすっかり離れてしまうとそれはそれでデメリットは有るわけで、例えば技術のわからないマネージャが顧客と技術的な話ができなくていいのかとかメンバを技術の観点から方向性や評価を適正にできるのか問題があるのは事実で。

そうしたことは現場に口を出さないけれど、情報の収集や技術動向を押さえる的な仕組みを現場の負担を増やさない形で制度設計するなど、マネージャであるからこそできることの手を打てばいいのです。もちろん、マネージャこそ現場より外に出て交友関係を構築して置いて、お互いに困った時の相談先ができることをしておくとマジでビジネススキームを組めたりするのでこうしたことは率先してやっておくんでしょうね。経験的にはやっておかないと内向きのマネージャになってしまうので職種にしがみ付く迷惑千万なマネージャに成り下がると思いますが。

自分より優秀なエンジニアが現場でキャリアを積むこと。

自分より優秀なエンジニアが現場でキャリアを積むことを見ていること。

ワタシのことで話せば、事実として遥かに技術的に優秀なエンジニアばかりなのでその中で技術的に離されている状態でマネージャをしていることを褒めていただきたいと思うわけです。大変なんだよ。ただ、優秀なエンジニアが優秀なマネージャたるかと言えばそうでない(だろう)から、存在意義があるわけです。ここの差分をいかに認知できるかどうか、受け入れられるかどうかがマネージャ業をやっていけるかどうかの1つの判断点なのではと思いますね。得意な人に得意なことで業績に貢献してもらえればいいと思えるかどうか。それはエンジニアのポジションでもプロマネのポジションでも同じですけど。

 

個人的にマネージャこそ、外に出てある意味有名人にならないと、と思うのですよ。中の管理監督業を疎かにせず、外で名前を売る。まあ、人のつながりを作っておかないと。もしかしたら、これを読んでいるあなたとお会いしたことがあるかもしれないのよ。

 

 

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課題2 問題を読み、あなたのチームの育成の考え方について答えなさい。

「あなたは個人的な過去の事情からアジャイル開発のスクラムについては封印し、新たな分野で貢献しようと決意して組織を変えた。ところが移った組織では組織の存続から以前は適用していたスクラムシステム開発手法として復活させることになった。ただ、その組織ではそのシステム開発手法の経験者はおらず困り果てていたところに、中途採用されたあなたが探しているシステム開発手法の有識者であり、実務者であることが上層部に知れてしまった。あなたは役員から自薦することを言い含められたが過去の事情から配属希望をそうしなかった。役員に言い含められる前に知り合った同僚は役員からのプレッシャに業腹し、あなたを呼び出す館内放送に一緒になって乗り込んだ。同僚は後先を考えずあなたのことへの重いから一心不乱に庇う姿を見て感情を揺り動かされ、封印していたはずのシステム開発手法を適用するプロジェクトをやると表明した。そのプロジェクトに自主的に参加したメンバは3人から5名の5チームで1つのプロジェクトチームとなった。ただ、そのシステム開発手法の経験者はあなたしかいない。組織の存続が掛かっていることについて上層部からは何一つ伝えられず、言い渡されているのはあるコンペティションで優勝することだけであり、それは組織存続ために必達であることだけを強く言い渡されていた」

 

あなたは以前の組織でそのシステム開発手法の薫陶を受け、申しつけられているコンペティションの前年の準優勝を取った実績がある。5つある中のあなたのチームは5名で一緒に昼食を食堂で取るようになったり、帰りに相互に自宅によるなどの良好な関係を醸成し始めたことを嬉しく思っている。何より、上層部への仲間の猛烈な抗議を思い出すと信頼が芽生えてきていることを実感している。

 

あなたはプロジェクトチームの5チームある未経験者の集団をコンペティションで優勝させるためにあなたのチーム育成のポリシー、考え方についてはてブのコメント欄に書きなさい。

 

なお、原作を解答し正解すると加点する。

 

 

アジャイルコーチング

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おー、これいい。

 

 

 

追記

ということで、買いました。装着して運用中です。

SONYのカメラレンズが使われていることと値段がお手頃。他のダサいデザインよりもシンプルで良いし。

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iPhoneのパッケージを多少はきにするのが風潮なのでそうなんだろうな、と。ただ、トレーはプラスティックなので値段相応。

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固定には、左下のシールは使わずに、右隣の吸盤タイプを使用しています。数回落ちた!けど、場所をズラすなど調整して落ちなくなりました。

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本体セットアップ時に押下するのが画面じゃなくて右側のボタンで、ちょうどルームミラーの影で見えなかったので一生懸命画面の「レ」を押して動かねーと間抜けなことをしていたのは内緒。

夜間、早朝の暗いときにも良く写っているのでお値段的には良いのではないでしょうか。

 

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