自分を見失ったときの戻り方

失くすものといったら、何を思い浮かべるだろうか。
小物とか、だろうか。
自分が良く失くしたものは、コインケースだった。
結局、見つかったが。
物をなくすとき、その“もの”への思いによって、焦る度合いが変わってくる。
思い出のあるもの、誰彼から借りたもの、プレゼントでもらったもの、など。


でも、“もの”以外でもなくすものがある。

時間と自分自身

だ。


時間がないときに限って、焦って無駄に時間を浪費してしまったり、逆に、時間がありすぎて期限まで何もせず、切羽詰ってしまったり。
普段なら落ち着いているのに、変なプレッシャを感じてしまって、自分を見失ったり。


だれでも、加減はあるだろうが、何かしら体験したことがあるだろうと思う。


形のあるものと形のないもの、どちらをなくしたとき、より、インパクトがあるだろうか。
それは、形がない方のものをなくした方が、自分を平静に戻しにくい。



形がある方が、−同じものにならないとしても−戻しやすい。
たとえば、可愛がっていたペットを失って失意に陥っても、新しいペットを家族として迎える、という話は、よく聞くし、自分も実際ペットを失った人から聞いたことがある。


それに比べ、形のないものは、−形がないゆえに−元の形に戻しにくい。
特に、自分に関することは、だ。


自分を失ってしまったとき、戻る場所、戻る姿がわかっていたら、どんなに落ち着けるだろう。
どんなに自分を見失っても、もっどる姿に気付くことができたら、どんなに安心できるだろう。


そういった、自分の姿を知っていれば、何があっても、静かに、落ち付いて、ものごとを見ることができるだろう。
何かあったとき、騒ぐことは、得策でないのだから。


自分の姿、形を改めて、知っておこう。
静かに、落ち付いて行動できるように。




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