劇場アニメーション『言の葉の庭』を観て
これ、iTunesで秦 基博のリリース(それがイメージソングだってのはさっき知った)で知って、ググって、youtubeでPVを観て、気になって気になって仕方がなくて、Blu-rayのリリースを知って、仕事がむちゃくちゃ忙しくてぽちったんですよ。
ワタシ、PVの水と光を観て魅入られた口の人です。ものすごく美しい。新宿御苑の風景とか、もう、行きたいと思うじゃないですか。いや、暑いので行かないけれど。
で、金曜日に届いて、昨日の日曜日に晩御飯をワイフと食べながら観たわけです。もう、黙って観ていましたね、ワタシ。ワイフはどう思って観ていたのか知りませんけど。まぁ、そのあときんいろモザイク観たので台無しかもしれないけれど。
ガラス窓に付いた水玉一つひとつに映るさかさまになった映像らしきものも、感心したことと一つだし、夕立のような雨が降って、先生の部屋に行った時のベランダに枯れて置きっぱなしになったんだろう鉢植えに溜まった雨水の感じとかがね、こう、昭和の恋愛と違うのは暗くないというか、陽の高さからなのか少し明るかったのは、二人の将来を暗喩していたのかなって言うのは言い過ぎかもしれないけれど。
そう言えば少し自分語りに入るけれど、孝雄と同じように高校生のとき、ワタシの場合は高校生活の1年の夏から3年の夏前に掛けてバイトしてたんですよ。でね、いたんですね、社員に年上のお姉さんが。そりゃ仲良くなりましたよ。でも、会話だけ。好きだったと思うんです。単なる憧れや勘違いだったかもしれないけれど。ワタシがお姉さんを好きだったとはバレバレだったようです。だって、「経済力ないとね。」って言われたもん。
その記憶とダブっているのかもしれない。憧れるじゃないですか、年上のお姉さん。なんか元気なお姉さんで、アクティビティもしっかりやってたんですね。夏はテニス、冬はスキーってな感じで。で、イケイケな感じだったし仕事もワタシの目線でできる人だった。そういったところも無垢な少年には憧れだったのかもしれしない。
そうそう、もう一人お姉さんがいてこっちのお姉さんの方が美人だった思うんですが人妻でしたね。そう言えば、年賀状はやり取りしていたのにどうなっちゃんたんだろう。
これは、どういったシチュエーションの人が観ればいいのかなぁ。大人に観てほしいっていう人もいるけれど、そうかなぁ。別に高校生が観てもいいと思うけれど、初恋や大人のお姉さんへの憧れを持っていた男の人が観るのがいいんだろうなぁ。
時間も46分で短くていいです。あぁ、何度か観る映画だと思うよ、これ。単に、BGVとして流しておくだけでもいいもん。