プロジェクトをコントロールしたいなら揺らす要素を理解して計画を立てよう


プライベートのイベントが終わったのでいよいよもとの生活に少しずつ戻しながらリズムをつかもうとフィットネスジムに行ったら、お目当てのレッスンの時間が1時間ずれてた…がっくり。4月のレッスン表から変わったのだろう。本と勘弁してほしい。


ランニングを30分から1時間走ることに変えて、TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』公式サイトの1話を見ながら走る。押さえているところは押さえていますね的な印象です。素人ながら。リーダシップのある主人公、かわいらしいキャラデザインの女の子達などなど。そういえば、アニメの略称は「さえない」みたいですね。url見る限り。「さえかの」だとばっかり思っていました。


「さえない」に限らず、なんでもかんでも商売は利益を出さないと存続できないから、企画、計画されて、プロジェクトが実行されるわけです。この実行でさまざまな計画外のコトが起きるからプロジェクトをコントロールしようと「したく」なるわけです。経営層は数字で自身が判断されるから、現場に数字の正確性を求めるのは当然の要求ですが、現場としては日々の目の前にある計画外のコトを片付けることで必死なのですよね。でも、経営からは、数字をころころ変えるな、寧ろ良くしろとかいわれちゃうくらい。


だからプロジェクト計画を立てて、実行しているんですよね。そのプロジェクト計画を作る人は、プロジェクトを揺らす要素に何があるかわかってプロジェクト計画を作っているんですかね。


それをわかっていないとプロジェクト計画書を作るときに考慮されないですし、プロジェクト計画どおりに「いかない」ときにすべてが想定外となってしまいますが、それでいいんですか、ってことなんですが。


じゃあ、「どこにプロジェクト計画を揺らす要素があるのか教えて」って思うでしょう。難しい話じゃないです。この2つだけ。

・契約
PMBOKの9つのマネジメントエリア(統合マネジメント/スコープ・マネジメント/タイム・マネジメント/コストマネジメント/品質マネジメント/人的資源マネジメント/コミュニケーション・マネジメント/リスク・マネジメント/調達マネジメント/ステークホルダ・マネジメント)


これだけですが、広くて深い。それにPMBOKにいたってはプロジェクトマネジメントを管理する枠組みでしかないです。その中にプロジェクトをマネジメントするための作業プロセスを埋め込まないといけない。さらに、ソフトウェア開発では、PMBOKだけではソフトウェアは開発できない。それはそれで別の手法が必要です。別立てでね。


プロジェクトを本当にコントロールしたいなら、そういったところまでカバーしないといけない。あとは限られたりソースをどう配分して準備するか、って話です。


でね、プロジェクト計画をいくら綿密に作っても揺らす要素がたくさんあるからプロジェクト計画が変化することが自然なのです。それを間違って、すべてを頑なに変更しようとしないからデスマになるし、逆に、変わるんだから計画をろくすっぽ立てずに無謀なことをして自分から地雷を踏みにいく人もいるけれど、結局、プロジェクトをどうしたいかという目的に迎合することを忘れずに調整していくしかないんだと思います。


まぁ、プロジェクトですから有限の性質を持っているので一旦どこかで「終わらす」という強い意思表示が必要な場面は出てくると思いますが。