プロフェッショナルやスペシャリストとしてスキルを発揮する練習こそ仕事ですよね
システムエンジニアのみなさんは、プロジェクトにアサインされてお仕事しているわけですが、それってシステム開発のプロフェッショナルなりスペシャリストなりとして、顧客からお金を回収している状態ですよね。
ところで、アサインされているときにプロジェクトで必要なスキルセットはお持ちで参画されているのでしょうか。
プロジェクトに必要な知識、プロジェクトで適用する技術要素をお持ちですか。
それらをお持ちとしても、ご自身で活用されて期待されているパフォーマンスを発揮できる状態となっていますでしょうか。
閑話休題。
スポーツでも趣味でも、上手になりたいから練習をします。しますよね。しますよね。あぁ、よかった、しますよね、練習。ところで、システムエンジニアとして必要な知識や適用する技術要素を「使える」ようになる練習は、いつ、どこで、するのでしょうか。
まさか、ろくに知識もないまま、技術要素も適用する技量もないまま、素人さんのようにプロジェクトに参画していないですよね。ええ、レアな技術要素があるじゃないか、っていうんでしょう。でも、レアな技術要素なんてそうそう機会なんてないですよ。技術の組み合わせか、隣の技術の横展開で核となる技術の流用で対応できてしまうんじゃないですかね。
だから、現状が成り立っているのですよね。
でもアレですよね。素人さんではないのだから、ベースとなる知識と技量は持ち合わせていないとおかしいです。じゃあ、新人はどうするのか、って話を持ち出すんでしょう。もちろん、正価なんて請求できるわけないです。丁稚なんですから。相応のお値段であればご納得いただけるかもしれません。
それより、中堅以上のシステムエンジニアのみなさんの方がいつ練習するのかを真面目に考えた方が良いんじゃないでしょうか。練習が本当の仕事なんじゃないでしょうか。
プロフェッショナルとして、スペシャリストとして、十中八九の精度でパフォーマンスを出せるようになることが仕事。プロジェクトでアウトプットを出すのは、仕事に投下した時間と資金を回収する。
プロフェッショナルやスペシャリストとして期待されるパフォーマンスを出すことを意識していたら、いい加減にできないでしょう。
さて、みなさんのプロジェクトでのパフォーマンスはプロフェッショナルやスペシャリストと胸を張れるアウトプットでしょうか。そういった、プロフェッショナルやスペシャリストとしての気概で従事されておりますでしょうか。
ご期待しております。