第三者は現場より高いスキルを持っていなければトラブルを識別する対象は見つけられない


今月は定常業務の他に、2つほどアウトプットして昨日は本当に何もしない、考えない日にしようと艦これイベントをちょっとだけ進めたり。で、手元には別に3つくらい別のタスクがあるし、先の2つのうちの一つはまだまだ継続するのでフォローが必要だったり、残りの1つはもしかすると続いてしまう(結果次第で)なんて言う状況です。


さて、一昨日の第三者はそのトラブルを識別ために何を対象とするべきか では、成果物は契約によるが完成責任を負うので様々な力学が働き、なんらか形作るための活動を余儀無くさせるが、一方、その成果物だけではシステムは動かず中間生産物が多数作成されるとしたわけです。


でその中間生産物の達側いるところは、お客様なりベンダなりが思いつきで追加要求をすることがあるから作業プロセスに考慮されず、意味をなさないモノもあれば、整合性が取れていないモノも生じてしまうことがままあると。


第3者がプロジェクトのトラブルの起因を識別するためには、対象物を検査をするほかなく、その対象物は検査時に体系立てて構成されていなければ検査対象とはならないことから、アドホックに追加されるようなプロジェクトではトラブルの起因自体を識別することは無駄であると言わざるを得ないのではないかと思うんですが。


ぐるぐるまわる
でですね、プロジェクトごとにプロジェクトマネージャがそうしたお膳立てをすることができるのか、というところに関心が移らざるを得ないのですよ。結局回り回って、いくら第3者が何らかプロジェクトを往査しようと思うと、プロジェクトマネージャの力量に行き着いてしまう。そうすると属人的なところに原因を求めがちになるので得られる結果もロクな物ではなくなってしまうんです。


第3者側に求められること
あるならして、第3者側がひな形を持っている他対応のしようがないということの裏返しではと思い至るんですね。で、これはまた無理難題を示すんです。何かと言えば、第3者の往査する側に求められる能力です。だって、テンプレを持ち維持していくだけの負荷がかかりますし、テンプレと現場のデータの差異から生じるリスクを検知できないといけないのですから。


まあ、でも、それが形式知として維持されることが組織としての成熟度であり能力を示す具体的なメジャーであるともいえるのかと。


現場のプロジェクトマネージャより高いスキルを確保し続けなければならない
辛いところは、そうしたひな形を維持するためにだけでも人を継続的に供給しなければならず、そうしたところに関心を持ち当事者意識を維持できる人を確保するだけでもしんどいのではと容易に想像がつくのですが。


第一そうしたしことができるだけで十分スキルは高い必要があるのは、現場のやっていることを理解し、第3者としてコメントをつけれるだけの能力が必要だからです。それは現場のプロジェクトマネージャより高いスキルを持っていることを要求しているのと同じです。