スキルのキャパシティは超えるもの、お酒のキャパシティは超えてはいけないもの
今日がお正月3日目、つまり3が日で今日が暮れれば明日からお仕事の方も多いとおもいます。そういうワタシも明日が仕事始め。
結局、年末から年始にかけてほぼ毎日飲む日が続いたけれど、あっ年末に飲まなかった日があるのを思い出したのだけれど、これは子どものお迎えが遅くなってそのまま飲まずに終わったようが気がする。
仕事をしていると何かと飲む機会があるけれど、歳を取ると、いや自分の趣味や体調を考えるとわざわざ仕事場の飲み会に行く必要はないかな、とも思うんです。
でも、以前はロールによっては「この飲み会も仕事だなぁ」とおもいながら出ていた時期もありました。とはいえ、周りでよく飲んでいる人と比べたらそれほどの頻度ではないと思うんですが。
こういうワタシも若い頃に何度かcore dumpをやらかしたことがあって、その翌日がさすがに辛いのと戻すこと自体が勿体無いと思うようになって深酒はやめるようにしたんです。
体調もあるだろうし、飲む酒の強さもあるだろうし、組み合わせもあるだろうけれど、core dumpに至らなくてもどうやって家に帰ってきたのか記憶がぶつ切りの朝を迎えたとき、ぞっとするんですよ。
ときどき仕事場の人で酔ってカバンをなくしたとか財布を盗られた、とか。ワタシの場合、偶然にもそうしたことに会わずに済んでいたのですがそれでも乗り越しをして不要なタクシー代を飲み会以上に払ったりしたりして微妙に辛い思いをしたのもあって、お酒を外で飲むときに決めていることがあるのです。
・12時前に帰宅する
・飲み会で記憶をなくすほど飲まない
・飲む相手を選ぶ
12時前に帰ってくるのは、翌朝がとっても早いからです。最低限取りたい睡眠時間を確保するためにはその時間でも十分遅いですが。
若い頃は深酒をして翌日フラフラになっても仕事に行きましたが、それじゃ仕事にならないんですよね。周りにも良くないし、自分にとっても良くない。二日酔いで血管を虫が這うような感覚はもう二度と御免なのです。
第一、そんなになるまでに飲んでしまうと記憶が途切れ途切れになっちゃう。
いまどき、記憶をなくしてさらにカバンがなくなったら「そのあと」の事後処理が死ぬほど大変です。それをしたくないので自分の意思で帰ってくる。いくらその場の雰囲気が楽しくても、すっと立って支払いをして帰る。
まぁ、歳をとったのでそういうことをしても誰も止めなくなった、という気もします。あと、すっと帰るようにすると他の若い人で帰りたい人もワタシをダシにして帰れるようなので人助けにはなっているようです。
最後が大事かなぁ。一時期、集中的にのんていた時期もありましたが今は自分がこの人となら飲みたいとか、勉強会の若手の話を聞きたいとかでしか飲みに出かけません。すこしだけ、付き合いの悪い同僚かもしれません。
実際、本当に飲みたければ自分の行きつけの飲み屋に行けばいいし、家飲みの方が「美味しい」お酒が飲めるからわざわざ外で飲む必要がないというのもありますが。
大事なことはcore dumpするまでの自分のメータを知っておくことなんですよね。仕事のスキルならいくらでも負荷をかけてメータを更新すればいいんですがお酒はメータをあげてもいいことはないです。
それよりは、自分のキャパシティを知って、上手にお付き合いした方がいいのです。それに加齢とともにだんだんとキャパシティが減っているのを感じているので一層そう思うようになりました。
みなさんも自分のお酒のキャパシティを知った上で、美味しいお酒とつまみを今年1年いただきましょう。