見えるスキル見えないスキル
昨日見かけたツイートのイラストを見て、そうそう、と思った。
【成功した人たちが凄い理由💡】
— たっつん@ゆる図解イラスト (@tatsuun7) 2018年5月10日
成功した人達の本当にすごいところって見えづらいよね、って話。#たっつん図解 pic.twitter.com/Gd8wvlLg37
エンジニアに対して同じ観点で見ると、すごいエンジニアの凄さはいきなり凄いエンジニアなわけが無い。色々と経験をしてきている。
凄いと言われるエンジニアから見れば当たり前かもしれないけれど、凄いと見られるまでに、いや、今だって見えないところで経験を積んでいる。
さらに言えば、見栄えがするのはITの適用技術のところであって、それを支えている基礎的なスキルは可視化されることはない。
直接あって話したり、仕事を一緒にする機会があればその基礎的なスキルを実感することになる。
見えるスキルには、例えばシステム開発で必要となる様々な技術や手法がある。そうした技法に経験を絡め、要約されたものがカンファレンスのスライドとして見えるわけだ。
引用元のツイートのイラストで水面下の塊を本当はこっちがすごいと描いてあるが、すごいというよりは塊が大きくなるまで続けていることがすごいのだと思う。
エンジニア目線で見れば、見えるスキルの方が鮮度があるので華やかさを持っており、人の関心を引きつけやすい。
でも、それを支えているのは基礎的なスキルだ。技術スキルばかり長けていても基礎部分がそれに耐えられるスキルがなければシステムを作るどこかで崩壊してしまうのだ。
基礎スキルと技術スキルは両輪なので、両方とも育てよう。

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