work form homeで可視化された1つのコミュニケーション

WFHになってひと月以上経っている。もともと制約なくテレワークできる組織のため、リモートで働くこと自体は何ら問題はない。所属長は監視をするわけでもないし、常時チャットにログインしていないといけないなんてない。

ただ、ちょっとおかしい。別に不慣れなWFHで運動不足になったとかはない(なぜか体重は若干であるが減っている)し、家族から煩わしいと思われていることもない(当社調査)。

何がおかしいのかといると、スケジュールである。

1日のうち8割くらいミーティングで埋まっている。記憶では(ふた月前のスケジュールを見ればいいことなのだが)WFHの以前より2−3割ミーティングが増えている。

この期間に主担当業務は増えているのは確かで、それで時間も取られているがそれでもここまでではないはずだ。

 

ふりかえりをしてみてわかったことがある。

オフィス、つまりオフラインで見えていなかったコミュニケーションがWFHで仕事をするようになったため、明示的にコミュニケーションを取らなければいけない。

2ヶ月前であれば、オフィスで仕事をしている。ミーティング以外は席に座る。席は島式だ。PCに繋げたモニターに没頭していると、横からちょっといいですか、と声が掛かる。モニターの横から手を振ってくる。そう言えばと椅子の後ろから相談を持ちかけられる。

つまりそういうことだ。

何がそういうことか。

以前はミーティングの体を成していなかったコミュニケーションはミーティングに昇格したわけだ。

もちろんslackを使ったコミュニケーションは活発だ。その上で、今まで可視化されていなかったコミュニケーションは可視化されて隙間の時間をミーティングとしてコスト化された。

こう書くとミーティングばかりしているように思えてしまうがミーティングばかりで進まないわけでもない。自然とミーティングでアウトプットをするようになっていく。なにせ時間がないからスピード感を持って結果をだす方向になっていく。

このあたりはカルチャーの影響なのかもしれない。

おかげで18時をすぎるとヘトヘトである。

 

 

コウノドリ(30) (モーニング KC)

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